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外国映画 ミステリー&サスペンス

ここでは、「 外国映画 ミステリー&サスペンス」 に関する記事を紹介しています。
SEO対策:映画 :DVD :洋画 :邦画
掲示板はご自由にお使いください。お好きなテーマをあげていただいても結構です。
メンテナンスや記事の更新などのお知らせも、こちらでさせていただきます。
今回は、映画「激突」

デビッド・マン(デニス・ウィーバー)は、知人から借金を取りたてるために、高速伝いにカルフォルニア州を南に向っていた。その途中、40トンタンク・ローリーに道をはばまれたマンは、アクセルを踏んでタンク・ローリーを追い抜いた。これが事件の発端だった。タンク・ローリーは轟音をたてて抜きかえすとデビッドの車すれすれにまわり込み、再び前方をふさいだ。
激突!(1972) - goo 映画

上映時間     90分
製作国      アメリカ
公開情報     劇場公開(Uni=CIC)
初公開年月   1973/01/
ジャンル     サスペンス
監督       スティーヴン・スピルバーグ
製作       ジョージ・エクスタイン
原作       リチャード・マシスン
脚本       リチャード・マシスン
撮影       ジャック・A・マータ
音楽       ビリー・ゴールデンバーグ
出演
デニス・ウィーヴァー キャリー・ロフティン エディ・ファイアストーン ルー・フリッゼル ルシル・ベンソン
ジャクリーン・スコット 他

激突! スペシャル・エディション激突! スペシャル・エディション
(2006/04/01)
デニス・ウィーバー

商品詳細を見る

スピルバーグ監督の作風の特徴ともいえる"恐怖"を、前面に押し出した作品です。運転される方は誰でも経験があると思いますが、前があまりにのろかったり、後ろにぴったり張り付かれるととても嫌なものですが、この作品を観るともっと嫌になります。

デニス・ウィーヴァーのほぼ一人芝居ですが、犯人の顔や異常なまで執念深く追い続ける理由などを最後まで一切明かさず、巧みなカットで大型トレーラーそのものが意思を持った怪物のように演出している点にこの作品の魅力があります。クライマックスの断末魔の悲鳴のような音はまさにという感じです。

リチャード・マシスンの短編小説を映像化した、1971年製作のアメリカ合衆国の単発テレビドラマ(日本でいうと、火曜サスペンス劇場?)。もともとテレビ放映用に製作された作品ですが、日本やヨーロッパでは劇場公開され、1973年に第1回アボリアッツ・ファンタスティック映画祭グランプリを受賞しました。故意か偶然かはわかりませんが、スタッフが移りこんでしまっているシーンもあり、有名な電話ボックスのシーンでは、スピルバーグ本人(?)とカメラマンも写ってしまっています(電話ボックスの最初のカット)。

車をはじめ物に生命があるかのように描かれた作品はたくさんあり、車だと、スティーヴン・キング原作、ジョン・カーペンター監督の「クリスティーン」が有名です。(こちらは特殊効果を使い、車の生き物度をよりアップさせてはいますが…)次回は、車を特異な形でシンボリックしたデヴィッド・クローネンバーグ監督の「クラッシュ」をご紹介します。

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今回は、映画「レクイエム・フォー・ドリーム」

コニー・アイランドの寂れた海岸。孤独な未亡人サラ(エレン・バースティン)は、定職につかない一人息子ハリー(ジャレッド・レト)とアパートで暮らしている。家に閉じこもってテレビを観るだけのサラに、ある日、ダイエット番組から挑戦者として出演依頼の電話がかかってくる。かつての美しさを取り戻すためにサラはダイエットを開始するが、ダイエット薬に依存しすぎて中毒となる。一方、ハリーは、新しい恋人のマリオン(ジェニファー・コネリー)と、将来の幸福という夢について語る日々。やがて彼らは、友人タイロン(マーロン・ウェイアンズ)の導きにより、麻薬の売人を始める。
レクイエム・フォー・ドリーム(2000) - goo 映画

上映時間    102分
製作国      アメリカ
公開情報    劇場公開(ザナドゥー)
初公開年月   2001/07/07
ジャンル     ドラマ/サスペンス
監督       ダーレン・アロノフスキー
製作       エリック・ワトソン パーマー・ウェスト
製作総指揮   ボー・フリン ステファン・シムコウィッツ ニック・ウェクスラー
原作       ヒューバート・セルビー・Jr 『夢へのレクイエム』(河出書房新社刊)
脚本       ヒューバート・セルビー・Jr ダーレン・アロノフスキー
撮影       マシュー・リバティーク
編集       ジェイ・ラビノウィッツ
音楽       クリント・マンセル
演奏       クロノス・カルテット
出演
エレン・バースティン ジャレッド・レトー ジェニファー・コネリー マーロン・ウェイアンズ
クリストファー・マクドナルド ルイーズ・ラサー キース・デヴィッド ショーン・ガレット ディラン・ベイカー 他

レクイエム・フォー・ドリーム デラックス版レクイエム・フォー・ドリーム デラックス版
(2004/06/25)
ジャレッド・レト

商品詳細を見る

原作のヒューバート・セルビー・Jrが脚本にも参加し、「Π」で1998年サンダンス映画祭最優秀監督賞や1999年インディペンデント・スピリット賞初脚本賞受賞を受賞したダーレン・アロノフスキーが様々な映像技術を駆使し、薬物依存を他にない形で映像化した作品。

薬物使用のシーンはヒップホップ・モンタージュ(監督自らの表現)という、1秒足らずの短いカット(薬物、注射器、血流、瞳孔拡大)をたたみかけ、禁断症状は、スノーリ・カム(俳優の体に固定し、表情を追い続ける撮影方法)を使用するという表現方法を用い、物語が進むにつれ、間隔がどんどん短くしていくことで依存症の進行を表現しています。特に画期的な技術を使っているわけではないのですが、使用方法はかなり独創的で攻撃的です。

4人の薬物中毒者(うち一人はダイエット薬の依存症)の物語ですが、お互いを思いあっているようで、実は心の奥まで届かない親子、恋人同士の関係や孤独感を紛らわすための薬物使用がどんどん依存症に変わり、残酷な結末を迎えます。「ドラッグ・ストア・カウボーイ」、「トレイン・スポッティング」、「裸のランチ」など様々な薬物中毒を描いた作品がありますが、かなり悲惨な結末です。4人とも死んでしまうわけではなく、生き続けるのですがそれは地獄のような状況がずっと続いていくことになります。

心の闇を埋めるために何かに熱中し、いつしかそれに依存するようになり、心の闇をさらに広げてしまうというのは薬物依存に限った話ではありません。クライマックスの表現により、R-15指定にされてしまったそうですが、未成年者にも観てほしい気がします。気づいたときには手遅れなのが依存症です。ドラッグに限らず、アルコール、タバコ、コーヒー、ジャンクフードなど、実際は心の闇やストレスが原因の方が多いのかもしれません。本人の自覚ですべて克服できるわけではないので、そこが問題なんですが…

映像も強烈ですが、音楽やノイズもかなり凝ってます。5.1サラウンドシステムで鑑賞できる方はぜひお試しください。

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今回は、映画「親切なクムジャさん」

サンタクロースの衣装を着た聖歌隊と伝道師が、“親切なクムジャさん"と呼ばれている女性を待っている。刑務所から出所した女たちは、待ち構えていた家族と抱き合ったり、「心を白くして二度と刑務所に戻らないように」豆腐を食べている。そんな中を、冬だというのに水玉のワンピース姿の女性が無表情で歩いてくる。
親切なクムジャさん(2005) - goo 映画

上映時間    114分
製作国      韓国
公開情報    劇場公開(東芝エンタテインメント)
初公開年月   2005/11/12
ジャンル     サスペンス/ドラマ
監督       パク・チャヌク
製作       イ・チュニョン
脚本       パク・チャヌク
撮影       チョン・ジョンフン
音楽       チョ・ヨンウク
出演
イ・ヨンエ チェ・ミンシク クォン・イェヨン オ・ダルス キム・シフ イ・スンシン キム・ブソン ラ・ミラン
ソ・ヨンジュ キム・ジング コ・スヒ キム・ビョンオク ナム・イル カン・ヘジョン ユ・ジテ ソン・ガンホ 他
親切なクムジャさん プレミアム・エディション親切なクムジャさん プレミアム・エディション
(2006/03/24)
イ・ヨンエ、チェ・ミンシク 他

商品詳細を見る

映画「JSA」などの37度線に関する作品にしようかとも思ったのですが、間違った事も書けないのでこちらにしました。
パク・チャヌク監督の"復讐3部作"といわれる作品群の第3弾です。よく言うと、一番観やすかった作品、悪く言うと前作ほど毒のない作品です。

今回は、前回までと同じく"復讐"がテーマですが、新たに"贖罪"というテーマが加わります。初見の頃はイ・ヨンエ=チャングムのイメージだったのですが、パク・チャヌク監督がこの作品にイ・ヨンエを起用した理由をインタビューで語っていたのが、

「清楚に見える女優が主演を務めるべきだと思ったからです。そんな清楚なイメージの女優が復讐を演じるのが面白いと思ったのです。過去の2作品とは違って復讐よりは償いの物語に近いでしょう。自然主義的だと言いましょうか、温かく女性的な映画にしようと思います」

という事だったんですが、狙いは成功したと思います。前作までの恐ろしいほどの復讐心よりは、贖罪と女性として、母親としての愛情の方が強く描かれていたと思います。2作目以上にコメディ色も強くなりましたが、これは次作「サイボーグでも大丈夫」で、より顕著になっていきます。

この作品にもハリウッドの魔の手が・・・
シャーリーズ・セロンが、韓国映画『親切なクムジャさん』を自ら主演のもとハリウッドリメイクしようとしているとアメリカのボストン・グローブ紙が報じたようです。リメイク版の製作開始時期など、詳細は明らかにされていませんが、セロンは映画『モンスター』に続いてプロデューサーとしても作品に参加する模様。監督はオリジナル同様パク・チャヌク監督が務めるという噂もあるようです。さて、どうなる事でしょう?
シャーリーズ・セロン、『親切なクムジャさん』のハリウッドリメイクを企画(シネマトゥデイ)

以上、韓国映画ミニ特集でした。

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今回は、映画「オールド・ボーイ」

1988年のある日、平凡なサラリーマンのオ・デス(チェ・ミンシク)は、気がつくと狭い私設監禁部屋にいた。理由が全く分からない彼だったが、ある日テレビのニュースで、妻が惨殺されたことを知る。しかも容疑者は自分。半狂乱に陥りつつも、監禁部屋で肉体を鍛え、テレビで情報収集しているうちに、15年が経過し、ついに解放された。
オールド・ボーイ(2003) - goo 映画

上映時間    120分
製作国      韓国
公開情報    劇場公開(東芝エンタテインメント)
初公開年月   2004/11/06
ジャンル     サスペンス/犯罪/ミステリー
監督       パク・チャヌク
プロデューサー キム・ドンジュ
原作       土屋ガロン (作)/『オールド・ボーイ』(双葉社・アクションコミックス刊)
          嶺岸信明(画)
撮影       チョン・ジョンフン
音楽       チョ・ヨンウク
出演
チェ・ミンシク ユ・ジテ カン・ヘジョン チ・デハン キム・ビョンオク オ・ダルス ユン・ジンソ
オールド・ボーイ プレミアム・エディションオールド・ボーイ プレミアム・エディション
(2005/04/02)
チェ・ミンシク、ユ・ジテ 他

商品詳細を見る

パク・チャヌク監督の"復讐3部作"といわれる作品群の2作目。2004年のカンヌ国際映画祭で、審査委員長だったクエンティン・タランティーノの絶賛し、パルムドールへ強く推したようですが、結局は審査員特別グランプリを受賞(ちなみに最高賞のパルムドールは華氏911(マイケル・ムーア監督))。ユニバーサル・ピクチャーズがリメイク権を獲得し、ハリウッド版も制作される予定でしたが、現在は休止状態のようです。一時、監督としてジャスティン・リンの名前も挙がっていましたが・・・

この作品ですが、映画製作の目的のひとつが、刺激やモラルへの挑戦であるならば、大成功と言えるかもしれません。恐ろしく暗く、陰惨で、救いのない作品ですが、作品の発するパワーは非常に感じます。クエンティン・タランティーノ以外にも、映画「ホステル」の監督、脚本を務めたイーライ・ロスもこの作品から大きな影響を受けたようです。その他にもこの作品から影響を受け、作品を作った映画関係者も多いと思います。これがよいのか悪いのかは別にして、影響力の大きかった作品である事は間違いないようです。

話題になった長回しの金づち乱闘シーンや、ところどころに登場する独特のユーモアなど、映像として面白い部分もたくさんありますが、全体としては、陰惨で病的な雰囲気が作品全体を支配しています。この作品から感じるパワーは何なんだろう?演技?演出?脚本?よく分かりませんが、なんだか凄いです。もっと残酷なシーンの登場する映画は他にもたくさんありますが、精神的にものすごく残酷な作品だと思います。観た後はいつも、どよ〜んとしてしまいます。

もっと楽しげな韓国映画もたくさんあるんでしょうが、どうもこんな感じの作品ばかり観ているような気がします。あとは37度線に関する作品とか・・・何かいいのありませんか?

もうひとつ紹介して終わります。

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今回は、映画「フィクサー」

NYの大手弁護士事務所に勤めるマイケル・クレイトンの専門は不始末をもみ消すこと。そんな仕事に嫌気が差していた時、大規模集団訴訟を担当中の同僚弁護士アーサー・イーデンスが、依頼人の農薬会社U・ノース社を裏切る行動に出る。マイケルは事態の収拾に乗り出すが、アーサーは訴訟を覆す恐るべき秘密を握っていた。一方、U・ノース社の法務部本部長カレン・クラウダーは追い詰められ非情な手段に出るのだった…。
フィクサー - goo 映画

上映時間    120分
製作国      アメリカ
公開情報    劇場公開(ムービーアイ)
初公開年月   2008/04/12
ジャンル     サスペンス/犯罪/ミステリー
監督       トニー・ギルロイ
製作       シドニー・ポラック ジェニファー・フォックス スティーヴン・サミュエルズ ケリー・オレント
製作総指揮   スティーヴン・ソダーバーグ ジョージ・クルーニー ジェームズ・ホルト
          アンソニー・ミンゲラ
脚本       トニー・ギルロイ
撮影       ロバート・エルスウィット
美術       ケヴィン・トンプソン
衣装       サラ・エドワーズ
編集       ジョン・ギルロイ
音楽       ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演
ジョージ・クルーニー トム・ウィルキンソン ティルダ・スウィントン シドニー・ポラック マイケル・オキーフ
デニス・オヘア ジュリー・ホワイト オースティン・ウィリアムズ ジェニファー・ファン・ダイク
メリット・ウェヴァー ロバート・プレスコット ケヴィン・ヘイガン ショーン・カレン デヴィッド・ランズベリー 他
mc1.jpg
フィクサー シナリオ対訳
「ボーン・アルティメイタム」などジェイソン・ボーン三部作の脚本で注目されたトニー・ギルロイ初監督作品。もちろん、脚本も務めています。製作総指揮にはジョージ・クルーニー主演作といえば、この人スティーヴン・ソダーバーグ、先日他界したアンソニー・ミンゲラも参加、撮影は「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」で撮影賞を受賞したロバート・エルスウィット、製作には「愛と哀しみの果て」で監督賞を受賞したシドニー・ポラック(アンソニー・ミンゲラとの製作作品多く、本作では出演もしています)の名前もクレジットされており、とにかく豪華です。主演にジョージ・クルーニー、共演は本作でアカデミー賞助演女優賞を受賞したティルダ・スウィントン、作品の題材が薬害訴訟と話題性もある作品です。

が、久々の超硬派な作品です。娯楽性を極力排除し、ストーリー展開と出演者の演技をじっくりと観る作品になっています。流行の時間軸の解体もあり、冒頭から集中と観察が必要になります。ジリジリとした緊張感が続き、こちらの集中力が途切れそうになると、緊張感の緩むシーンがはさまれ、また新たな緊張感のあるシーンへと物語は交互に展開されます。解体された時間軸は、終盤で見事につながり、観る側の集中力さえ持続すれば、全く難解な作品ではありません。このあたりの緩急は流石です。

お気楽に観れる作品では全くありません。鑑賞にはかなりの集中力が必要になると思いますが、それさえ続けば、鑑賞後に心地よい爽快感を得ることができると思います。久しぶりに後味のよい映画だったと思います。エンドロールが終るまで、席は立たないように・・・
映画「フィクサー」公式サイト
最近のおすすめ映画トップ3(03/2008)☆フィクサー、アウェイク、他
ジョージ・クルーニー「マイケル・クレイトン」(Michael Clayton)の予告編 いずれも、tessさん

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今回は、映画「デビルズ・バックボーン」

1930年代末、スペイン。老教師カザレス(フェデリコ・ルッピ)のこの不気味な話と共に、とある孤児院で起こった壮絶な怨念の物語は幕を開ける。中庭になぜか巨大な爆弾が刺さったままになっている不気味な孤児院、サンタ・ルチア校。内戦で親を失った子供たちが暮らすこの人里はなれた学院に、ある日12歳の少年カルロス(フェルナンド・ティエルブ)がやってくる。
デビルズ・バックボーン(2001) - goo 映画

上映時間    106分
製作国      スペイン
公開情報    劇場公開(ザナドゥー)
初公開年月   2004/08/28
ジャンル     サスペンス/ドラマ/ホラー
監督       ギレルモ・デル・トロ
製作       ペドロ・アルモドバル ギレルモ・デル・トロ
製作総指揮   アグスティン・アルモドバル ベルサ・ナヴァロ
脚本       ギレルモ・デル・トロ アントニオ・トラショラス ダビッド・ムニョス
撮影       ギレルモ・ナヴァロ
音楽       ハビエル・ナバレテ
出演
エドゥアルド・ノリエガ マリサ・パレデス フェデリコ・ルッピ フェルナンド・ティエルブ イレーネ・ビセド
ベルタ・オヘア ホセ・マヌエル・ロレンソ イニゴ・ガルセス 他

デビルズ・バックボーン スペシャル・エディションデビルズ・バックボーン スペシャル・エディション
(2004/12/10)
エドゥアルド・ノリエガ、マリサ・パレデス 他

商品詳細を見る

製作にペドロ・アルモドバルも参加した作品。スペイン内戦により家族を失い、孤児院に身を寄せる子供たち、戦争で心の壊れた大人たちの悲しい物語です。タイトルや冒頭の雰囲気、幽霊の登場する物語という事で、ホラー映画として鑑賞すると、物足りなさを感じると思います。不条理な戦争を、ギレルモ・デル・トロ監督らしい演出で描いた作品です。この作品を、よりダークに、より残酷に、ファンタジー色を強めた作品が映画「パンズ・ラビリンス」になります。そういう意味で、この作品がなかったら、「パンズ・ラビリンス」は誕生していなかったかもしれません。

この作品でも、宮崎駿作品の影響を感じます。孤児院の庭に刺さったままの不発弾を見ると、宮崎駿監督のある有名な作品を思い出します。小道具や、幽霊の描写に、こだわりと、らしさが感じられ、後半への伏線としても効果的に使用されています。

ホラーやサスペンスとしてではなく、理不尽な戦争ドラマとしてご覧下さい。とても悲しい物語です。

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今回は、映画「カンバセーション…盗聴…」

サンフランシスコのユニオン広場、ビルの谷間にあるこの市民の憩の場所には、いつもギターを手にした若者や暇をもてあました老人がたむろしていた。よれよれのレインコートを羽織った、どこといって特徴のない中年の男の眼が、広場を散歩している1組の若い男女に注がれている。だが、仲むつまじいカップルを監視しているのはこの中年男だけでなく、近くのビルの窓と広告塔の上から望遠レンズを持った男たちが2人の姿を追い、大きな紙袋を下げた別の男も、2人のすぐ近くをウロウロしていた・・・
カンバセーション…盗聴…(1973) - goo 映画

上映時間    114分
製作国      アメリカ
公開情報    劇場公開(CIC)
初公開年月   1974/11/
ジャンル     サスペンス
監督       フランシス・フォード・コッポラ
製作       フレッド・ルース
製作総指揮   モナ・スカジャー
脚本       フランシス・フォード・コッポラ
撮影       ビル・バトラー
音楽       デヴィッド・シャイア
出演
ジーン・ハックマン ジョン・カザール アレン・ガーフィールド ハリソン・フォード テリー・ガー
ロバート・デュヴァル フレデリック・フォレスト シンディ・ウィリアムズ 他

カンバセーション…盗聴…カンバセーション…盗聴…
(2002/07/25)
ジーン・ハックマン、ロバート・デュヴァル 他

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映画「フォロウィング」の"尾行"、「隠された記憶」の"盗撮"に続き、最後は"盗聴"です。これらの行為が一般人にまで行われるようになった現代、決して他人事ではなくなったのが怖いです。

ピーター・ボグダノビッチ、ウィリアム・フリードキン、フランシス・フォード・コッポラの3人が設立したプロダクション、ディレクターズ・カンパニー作品として、コッポラが寄与する第1作目ですが、ジーン・ハックマン扮する"録音のプロ"の心の動きが最大の見所です。自分の録音により、過去に殺人事件が起こった事が心に深い傷となり、プロとしての仕事に徹する事ができず、最後は心が壊れてしまいます。予想とは違う結末もあり、サスペンス作品としても非常に面白い作品です。映画「フレンチ・コネクション」で見せた狂気の演技とは違う、静かなジーン・ハックマンの演技がとても良いです。ジーン・ハックマンは、本当は静かで心やさしい人物のようで、映画「フレンチ・コネクション」の撮影は自身とは正反対の役だったので何度もNGを出し、本当に苦悩しながらの撮影だったようです。


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今回は、映画「隠された記憶」

テレビ局の人気キャスター・ジョルジュは、編集者の妻アンと一人息子ピエロの三人で平穏に暮らしていた。そんなある日、一本のビデオテープと不気味な絵が何者かによって送りつけられる。テープには、ジョルジュの家の前の風景が延々と撮影されていた。それから次々と届くテープには、徐々にプライベートな風景が映し出されるようになり、一家は身の危険を感じ始める。そんな中、ジョルジュは子供時代の“ある出来事”を思い出していく…。
隠された記憶 - goo 映画

上映時間    119分
製作国      フランス/オーストリア/ドイツ/イタリア
公開情報    劇場公開(ムービーアイ=タキコーポレーション)
初公開年月   2006/04/29
ジャンル     サスペンス/ドラマ/ミステリー
監督       ミヒャエル・ハネケ
製作       ファイト・ハイドゥシュカ
製作総指揮   マルガレート・メネゴス ミヒャエル・カッツ
脚本       ミヒャエル・ハネケ
撮影       クリスチャン・ベルジェ
美術       エマニュエル・ド・ショヴィニ クリストフ・カンター
衣装       リジー・クリストル
編集       ミシェル・ハドゥスー ナディン・ミュズ
出演
ダニエル・オートゥイユ ジュリエット・ビノシュ モーリス・ベニシュー アニー・ジラルド ベルナール・ル・コク
ワリッド・アフキ レスター・マクドンスキ ダニエル・デュヴァル ナタリー・リシャール ドゥニ・ポダリデス  他

隠された記憶隠された記憶
(2006/10/06)
ダニエル・オートゥイユ、ジュリエット・ビノシュ 他

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ハネケ監督の作品、3本目(「ピアニスト」、「ファニー・ゲーム」)の紹介ですが、この作品もフラストレーションがたまる作品です。ミステリー作品でありながら、犯人が分かりません。ビデオテープを送った犯人は一体誰なのか・・・おそらく、それは重要ではなく、幼い時代の疚しい記憶が1本のビデオテープにより呼び起こされ、罪の意識から逃れるため他人に責任を転嫁しようとする・・・そんな人間の心理を描くのが目的だったのではないでしょうか?
最後まで犯人を分からなくすることで、観客に主人公の心理状態を疑似体験させる、そんな作品です。人生は分からないまま終わる事も多いでしょ?そんな声が聞こえてきそうな作品です。こんな風に書きましたが、正しい見方は最初から犯人を捜そうとしてご覧下さい。そうすれば、何かが浮かんでくると思います。心の底の触れられたくない事、あなたにもありませんか?

「ファニーゲーム」がハネケ監督によりリメイクされました。2001年のカンヌ映画祭でグランプリを獲得した作品ですが、個人的には最もイライラする不条理な暴力を描いた作品です。同じ監督がリメイクした事に大きなメッセージを感じます。2008年3月14日からアメリカで公開が開始されました。出演はナオミ・ワッツ、マイケル・ピット、ティム・ロスほか。日本での公開はどうなるでしょうか・・・
インタビュー記事
なぜこのあまりにひどい暴力描写の映画をリメイク?マイケル・ピットにインタビュー!click
映画「ファニーゲーム」オフィシャルサイトclick
カンヌ国際映画祭受賞のミヒャエル・ハネケ監督がまったく同じカット割りでリメイクした『ファニー・ゲームズ U.S.』


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今回は、映画「フォロウィング」

作家志望の青年ビルは、創作のヒントを得るために通りすがりの人々の後を尾けている。ある日、いつものようにある男を尾行していたら、男にばれてしまう。コッブと名乗るその男もまた、他人のアパートに不法侵入しては、私生活の秘密を探る行為に取りつかれていた。ビルはコッブに感化され、行動を共にするように。数日後、ふたりで忍び込んだアパートで見た写真の女に興味を惹かれたビルは、彼女の後を尾けはじめる……。
フォロウィング(1998) - goo 映画

上映時間     70分
製作国      イギリス
公開情報     劇場公開(アミューズ)
初公開年月   2001/12/08
ジャンル     サスペンス/ミステリー
監督       クリストファー・ノーラン
製作       クリストファー・ノーラン ジェレミー・セオボルド エマ・トーマス
製作総指揮   ピーター・ブロデリック
脚本       クリストファー・ノーラン
撮影       クリストファー・ノーラン
編集       クリストファー・ノーラン
音楽       デヴィッド・ジュリアン
出演
ジェレミー・セオボルド アレックス・ハウ ルーシー・ラッセル ジョン・ノーラン ディック・ブラッドセル 他

フォロウィングフォロウィング
(2002/05/22)
ジェレミー・セオボルド、ルーシー・ラッセル 他

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クリストファー・ノーランが、監督、製作、脚本、撮影、編集の5役をこなしたデビュー作。これぞインディーズという感じですが、斬新なアイデアと巧みな構成で話題となったスリラー「メメント」の片鱗をのぞかせています。巧みな時間軸操作、二転三転するストーリー展開などが、70分という短い時間の中にぎっしりと詰まっています。好奇心と孤独を埋めるための尾行が、思いもよらぬ結末へ向かいます。モノクロの映像は不思議な緊張感を演出しています。「メメント」ほど複雑ではなく、時間軸をつなぐ鍵となる映像もあるので、比較的分かりやすい作品になっていると思います。


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「セブン」

上映時間     126分
製作国      アメリカ
公開情報     劇場公開(ギャガ=ヒューマックス)
初公開年月   1996/01/
監督        デヴィッド・フィンチャー
製作        アーノルド・コペルソン フィリス・カーライル
製作総指揮    ジャンニ・ヌナリ ダン・コルスラッド アン・コペルソン
脚本        アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー
撮影        ダリウス・コンジ
特殊メイク     ロブ・ボッティン
音楽        ハワード・ショア
タイトルデザイン カイル・クーパー
出演
ブラッド・ピット モーガン・フリーマン グウィネス・パルトロー ジョン・C・マッギンレー
リチャード・ラウンドトゥリー R・リー・アーメイ マーク・ブーン・Jr ダニエル・ザカパ 他

雨降りしきる大都会。また新たな殺人事件が発生し、退職まであと1週間のベテラン、サマセット(モーガン・フリーマン)と血気盛んな新人ミルズ(ブラッド・ピット)の両刑事が現場に急行した。被害者は極限まで肥満した大男で、汚物にまみれ、食べ物の中に顔を埋めた恰好で死んでいた。死因は食物の大量摂取による内蔵破裂。男の後頭部に付けられた銃口の痕から、何者かに、死ぬまで食べ続けるよう強制させられていたことが判明した。そして現場には、犯人が残したものと思われる〈GLUTTONY=大食〉と書かれた文字が残されていた。
セブン(1995) - goo 映画

セブン プラチナム・エディション【初回限定生産】セブン プラチナム・エディション【初回限定生産】
(2007/04/06)
ブラッド・ピット、モーガン・フリーマン 他

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キリスト教の七つの大罪に基づく連続殺人事件と、それを追う刑事コンビの姿を描いたサイコ・スリラー。ご覧になった方も多いのではないでしょうか?オープニングのタイトルから、クライマックスまで、独特の暗い映像と、静かながらテンションの高い作品です。このトーンは、デヴィッド・フィンチャー監督独特で、「エイリアン3」、「ファイト・クラブ」などダークな雰囲気の作品を作り続けています。クライマックスの衝撃的なシーンは心理的な恐怖(見えない恐怖)による演出ですが、今日紹介している「バートン・フィンク」でも同じ演出が施されています。見せる事による恐怖と、見せない事による心理的な恐怖、皆さんはどちらが怖いですか?



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