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【映画 DVD】 宇宙戦争

ここでは、「 【映画 DVD】 宇宙戦争」 に関する記事を紹介しています。
今回は、映画「宇宙戦争」

異変は、アメリカ東部の町に起こった。立ちこめる暗雲から稲妻がほとばしり、落雷地点が脈打つように震動する。直後、人々の眼に信じがたい光景が映った。地中深くから巨大な三本足の“物体”が姿を現し、人間を手当たり次第に抹殺し始めたのだ。一部始終を目撃した港湾労働者のレイは、別れた妻から預かった息子と娘、ロビーとレイチェルを連れて町を脱出。安全な場所を探して車を走らせるが、“物体”は世界各地に同時多発的に出現していたのだった。人類が初めて体験する宇宙からの侵略。最期の時を前に、人々はただ怯えることしかできない――。
宇宙戦争 - goo 映画

上映時間    114分
製作国      アメリカ
公開情報    劇場公開(UIP)
初公開年月   2005/06/29
ジャンル     SF/ドラマ/サスペンス
監督       スティーヴン・スピルバーグ
製作       キャスリーン・ケネディ コリン・ウィルソン
製作総指揮   ポーラ・ワグナー
原作       H・G・ウェルズ
脚本       デヴィッド・コープ ジョシュ・フリードマン
撮影       ヤヌス・カミンスキー
美術       リック・カーター
衣装       ジョアンナ・ジョンストン
編集       マイケル・カーン
音楽       ジョン・ウィリアムズ
ナレーション  モーガン・フリーマン
出演
トム・クルーズ ダコタ・ファニング ティム・ロビンス ジャスティン・チャットウィン ミランダ・オットー
ダニエル・フランゼーゼ ジーン・バリー アン・ロビンソン リック・ゴンザレス 他

宇宙戦争宇宙戦争
(2006/07/07)
トム・クルーズ

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宇宙戦争 (創元SF文庫)宇宙戦争 (創元SF文庫)
(2005/06)
H.G. ウェルズ

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この作品の評判は見事に分かれているようですが、私は大好きなので記事を書くことにしました。

まずは恒例の主人公キャラクター紹介から。今回の主演はトム・クルーズですが、作品開始時の設定は見事なダメ親父キャラです。こんなにだめトム・クルーズは初めてかもしれません。離婚し、子供二人をいやいや預かるところから物語りは始まります。

作品の途中まで、ダメ親父ぶりは続きますが、次第に心境が変化し、最後は娘のためだけを考え行動する普通の親父に変わっていきます。ただし、この親子関係は作品のメインではなく、中心はあくまでもスピルバーグお得意の恐怖とパニックの描写です。オリジナルの映画「宇宙戦争」とは比べ物にならないほどリアルで残酷な恐怖描写がありますが、映画「プライベート・ライアン」の戦闘シーンであそこまでやった後だけに"まあ、こんなもんかな?"といった感じです。

スピルバーグ監督がインタビューで語っているとおり、この作品もまた911テロの影響を強く感じる作品で、エイリアンの最初の攻撃から逃れ、灰で真っ白になりながら逃げ惑い、自宅へ逃げ込む様子はまさに911テロでビルが倒壊し、逃げ惑う人々の姿そのものです。オリジナルの「宇宙戦争」が核兵器と共産主義の脅威のメタファーとして生まれた作品ならば、こちらは911テロの恐怖のメタファーとして生まれた作品といえます。パニックになった人々は、次々と常軌を逸した行動をとり、それに巻き込まれながら家族のサバイバルが続きます。娘を守るため殺人まで犯すのですからかなり究極のサバイバルです。(トム・クルーズ、ダコタ・ファニング、ティム・ロビンスの3人の描写はこの作品のドラマ部分最大の山だと思います。この部分なしに、この作品は考えられません)

エンディングの唐突な幕切れは原作、オリジナル同様ですが、そもそも、あれほど技術力に差のある凶悪な宇宙人に地球人が勝てるはずもなく、1980年、90年代のハリウッド映画でおなじみのハッピーエンドのほうがばかげています。地球に古くから存在した微生物が勝利の原因になるわけですが、驕り高ぶる人類への警鐘(宇宙や地球の圧倒的な力に比べれば人間なんてちっぽけで非力な存在)と考えればごく当然の結末です。むしろ生き残れて良かったと感謝すべきではないかとすら思います。

もし、結末がトム・クルーズ大活躍でエイリアンを殲滅するなんてことになっていたら、私は間違いなく二度と観ないでしょう。また、結末で人類が滅んでしまうとしたら、そんな映画も観たくありません。したがって、人類には思いもよらない力により、たまたま生き延びるという結末以外にありえません。過去何度も戦争が行われ、ホロコーストではユダヤ人を絶滅させることすら考えた人類ですが、幸い絶滅することなく、現在に至っている、そんなこともこの結末には含まれているように感じます。

少なくとも駄作ではない(スピルバーグ&トム・クルーズの娯楽超大作と思っていた場合は別ですが・・・)と思います。むしろ凄く良い作品だと思います。「クローバーフィールド」や「ミスト」などでこのような結末にも免疫ができていると思いますので、もう一度観てみると感想が変わるかもしれませんよ。
『宇宙戦争』スティーヴン・スピルバーグ独占インタビュー

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コメント
この記事へのコメント
宇宙人が滅んだのも、「地球なんてすぐに侵略できるさ」というおごりからくる研究不足だったのでしょう、と、勝手に推測しています。(笑)宇宙人も結局、宇宙全体からするとちっぽけな存在だったのかも。自分たちが一番偉いのではなく、謙虚に生きましょうというメッセージなのかな?
SF映画のように、宇宙へ移住するなんてまだ夢物語だと思います。もっと地球を大切にしたいものです。
2008/06/18(水) 17:02 | URL | Whitedog #-[ 編集]
日本大好きのスピルバーグ監督のサービスもあって、おもしろいシーンでした。元寇の神風のようにこの作品も奇跡的に人類は生き延びますが、宇宙人が襲ってきたらあんなことでもなければ勝てないでしょうね。
「ゴジラ」と黒澤作品は偉大です(笑)
2008/06/18(水) 16:56 | URL | Whitedog #-[ 編集]
映画館だと迫力倍増ですね。結末が消化不良で…というコメントをわりと見かけたのですが、KensukeさんはOKだったみたいですね。
2008/06/18(水) 16:52 | URL | Whitedog #-[ 編集]
多くの映画監督が911テロを連想させる作品を作っている中、スピルバーグ監督としても作らずにいられなかったんでしょうね。スピルバーグのドリームワークスはリメイク権をどんどん買っていますが、スピルバーグ監督自身は初のリメイクです。あとは、同じ2005年に他にも2作品「宇宙戦争」のリメイク物が作られています。テロと侵略のイメージが結びついたんでしょうね。
2008/06/18(水) 16:48 | URL | Whitedog #-[ 編集]
たしかに宇宙人が侵略してきても、返り討ちにするようなアメリカ万歳的映画は、
もう一度観ようとは思わないですよね。
どんな兵器でも歯が立たないけど、
細菌やウィルスによって全滅してしまうのは、逆にとてもリアルな設定だなぁと思いました。
地球人もいつか宇宙に旅立って、同じような星を見つけたとしても、
ウィルスなどによって住めない可能性の方が高いですよね。
宇宙から見れば地球なんて、とてもちっぽけな星のひとつに過ぎないし、
人間なんて塵にも満たないでしょうね。
この作品はWhitedogさんのおっしゃる通り、人類への警告なんだと思います。
ひとつだけ言わせて頂ければ、あれだけ高度な知能があるなら、
ある程度時間をかけて、ウィルスなどに免疫があるかどうかなど、
事前に調べてから侵略してくればいいのに、とは感じましたが(^^;

応援ポチです。
2008/06/15(日) 14:05 | URL | Toy's #-[ 編集]
こんばんは!
人類の力で倒すのではなく、結局地球そのものが異分子を許さなかった。
というところが中々興味深い作品でした。
一番最初に宇宙人を倒したのが大阪というのはスピルバーグいわく「日本は「ゴジラ」などで怪獣慣れしてそうだから」だそうなw
スピルバーグは勿論ここまで影響を与えるゴジラも偉大です。
2008/06/14(土) 22:35 | URL | ゴトひろ #-[ 編集]
娯楽映画として
面白い映画でした。
音とシートの振動で怖さが
倍増の映画でもありましたね!
2008/06/14(土) 11:56 | URL | Kensuke #-[ 編集]
おはようございます

大作映画は
必ず映画館へ行きますが
この映画も行きました

え〜観た感想・・・
というかここまで深い映画とは
思わなかった(汗)
whitedogさんの記事を
よまなければ
ただいい映画で
終わってた???(汗)

僕のお気に入りシーンも
本文にある
地下室?のシーンです
宇宙人のの乗り物?も
よーできてますわ ぽち
2008/06/14(土) 07:51 | URL | ゆっき〜 #X.Av9vec[ 編集]
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