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【映画 DVD】 パンズ・ラビリンス

ここでは、「 【映画 DVD】 パンズ・ラビリンス」 に関する記事を紹介しています。
今回は、映画「パンズ・ラビリンス」

1944年、内戦終決後のスペイン。父を亡くした少女オフェリアは、身重の母と共にゲリラが潜む山奥で暮らし始める。そこは母が再婚したフランコ軍のビダル大尉の駐屯地だった。体調の思わしくない母を労りながらも、冷酷な義父にどうしても馴染めないでいた彼女の前に妖精が現れ、森の中の迷宮へと導く。そこではパン(牧神)が王女の帰還を待っていた。オフェリアは魔法の王国に戻るために3つの試練を与えられるのだった。
パンズ・ラビリンス - goo 映画

上映時間    119分
製作国      メキシコ/スペイン/アメリカ
公開情報    劇場公開(CKエンタテインメント)
初公開年月   2007/10/06
ジャンル     ファンタジー/ドラマ/ホラー
監督       ギレルモ・デル・トロ
製作       アルフォンソ・キュアロン ベルサ・ナヴァロ ギレルモ・デル・トロ フリーダ・トレスブランコ
          アルバロ・アウグスティン
製作総指揮   ベレン・アティエンサ エレナ・マンリケ
脚本       ギレルモ・デル・トロ
撮影       ギレルモ・ナヴァロ
美術       エウヘニオ・カバイェーロ
衣装       ララ・ウエテ
編集       ベルナ・ビラプラーナ
音楽       ハビエル・ナバレテ
出演
イバナ・バケロ セルジ・ロペス マリベル・ベルドゥ ダグ・ジョーンズ アリアドナ・ヒル
アレックス・アングロ ロジェール・カサマジョール マノロ・ソロ セサール・ベア エウセビオ・ラサロ
パコ・ビダル フェデリコ・ルッピ 他

パンズ・ラビリンス 通常版パンズ・ラビリンス 通常版
(2008/03/26)
イバナ・バケロ セルジ・ロペス マリベル・ベルドゥ ダグ・ジョーンズ

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「クロノス」(1992)、 「デビルズ・バックボーン」(2001) に続く、ギレルモ・デル・トロ監督のダーク・ファンタジー第3弾です。ダーク・ファンタジーの形式をとりながら、作品の重点はスペイン内戦とその後のフランコ独裁政権下の恐怖、その恐怖と闘おうとする人々の勇気に置かれています。PG-12(12歳未満(小学生以下)の鑑賞には成人保護者の同伴が適当)の作品ですが、子供に見せても良いのだろうか?と思えるような描写もあります。戦争の残酷さや、恐怖は人の心を壊し、思考をストップさせるということを表現するには、あの程度の描写が必要なのかもしれません。

ギレルモ・デル・トロ監督は、宮崎駿や大友克洋の作品が大好きなようで、この作品にも「となりのトトロ」や「千と千尋の神隠し」といった作品から影響を受けたであろうシーンが数々登場します。スティーブン・キングはこの作品を、"美しく残酷!「オズの魔法使い」以来のベストファンタジー"と評しています。子供向けと考えられている童話やファンタジー、宮崎アニメも、見方によっては恐ろしく残酷に思えることもあります。"美しく残酷"という表現がまさにふさわしい作品だと思います。

主人公オフェリアが王国に行こうとしたのは、現実からの逃避だったのでしょうか?主演を務めたイバナ・バケロは、インタビューで"そうじゃない"と言っています。あまりにも悲惨な世界を少しでもよくするために、王国を見つける事で何かを変えようとしたのかもしれません。オフェリアの王国探しは結局、恐怖との戦いでした。ゲリラやその協力者の人々が独裁政権の恐怖と戦っていたように、オフェリアもまた、恐怖と戦い、最後は勝利したように感じました。
イバナ・バケロ インタビュー
(撮影から2年後の日本公開前のインタビュー。かなり大人っぽくなってます。動画有)

この作品の少し前、スペイン内戦中を描いた作品が同じくギレルモ・デル・トロ監督の 「デビルズ・バックボーン」(2001) で、後の悲劇的な出来事を描いたのが、以前ご紹介した「サルバドールの朝」という作品です。 「デビルズ・バックボーン」に関しては、3年ほど前に観た時と、改めてみた時の印象が全く異なります。初見ではホラー作品として観ていたので、ホラーにしては中途半端で面白くない作品という感想でした。「パンズ・ラビリンス」と「サルバドールの朝」を観た後、改めて観てみると、ホラーではなく、非常に悲しいドラマという感想に変わりました。よい作品だと思いますので、次回ご紹介しようと思います。

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コメント
この記事へのコメント
この作品は、登場人物全員が、戦争と独裁政権の被害者とも取れるように思います。この作品もそうなんですが、映画って観てみないと分からないな〜って思います。先入観でパスしてる事も多いですが、観てよかったと思います。
TBありがとうございました。
2008/04/15(火) 12:36 | URL | Whitedog #-[ 編集]
私は、検査していないのではっきり分からないままです。原因は花粉なのか他のアレルギーなのか知らないままです。幸い今の所は大丈夫のようなのでほったらかしです。
Kensukeさんも早く症状ましになるといいですね。
2008/04/15(火) 12:32 | URL | Whitedog #-[ 編集]
私も、ファンタジーは苦手なんですが、ギレルモ・デル・トロ監督の作品はどれも引き込まれます。幻想の世界が登場するので、ファンタジーに分類されるのでしょうが、ファンタジーの部分は、物語の味付けのように思います。
2008/04/15(火) 12:29 | URL | Whitedog #-[ 編集]
ある程度は知っていましたが、ここまで残酷とは思っていませんでした。あんな環境だったら逃げたくもなりますよね。最初はやはり逃避だったのかもしれないですが、最後は違う考えになったのかな?と思っています。
子供の成長は早いですが、外人さんは本当に別人のようになりますよね。日本人は逆に若く見えるというメリットもあるように思いますが・・・どうですか?
2008/04/15(火) 12:25 | URL | Whitedog #-[ 編集]
「幸せのちから」ご覧になったんですね〜。やっぱりウルウル来ましたか・・・私もです。古い作品では「チャンプ」とか「クレイマー、クレイマー」など、父と息子パターンの映画にはめっぽう弱くなりました。やはり、感情移入してしまいますね。
2008/04/15(火) 12:20 | URL | Whitedog #-[ 編集]
いつものようなんですが、クリーチャーはギレルモ・デル・トロ監督自らのようです。聞くところによると、この作品に登場するあるクリーチャーは水木しげるさんの描いた妖怪にそっくりらしいです。日本の漫画フリークらしいですね。
2008/04/15(火) 12:17 | URL | Whitedog #-[ 編集]
あらら、大丈夫でしたか?
美しく、残酷というフレーズはこの作品をとてもよく言い表していると思います。ギレルモ・デル・トロ監督らしい表現方法にあふれた作品だと思います。
2008/04/15(火) 12:12 | URL | Whitedog #-[ 編集]
印象に残るラストで、いろいろと考えてしまいました。
あとはビダル大尉の身支度シーンが
妙に記憶に残っています。
お気に入り作品です。
TB&応援ぽち
2008/04/15(火) 01:32 | URL | Dr.Dちゃん #-[ 編集]
こんばんわ!
そうなんですよ、僕も去年が
こんな症状が一回出てきて
花粉症?
今回もこんなで花粉症?
白黒付けようと病院へ行ってきたんですが
病院でアレルギー症と鼻水を止める
薬を貰ってまいりました。
花粉症の検査もする覚悟で行ったのですが
先生がそこまで言わなかったので
言いそびれてしまいました(笑)
ご心配ありがとうございました!
応援でーす!!
2008/04/14(月) 19:41 | URL | Kensuke #-[ 編集]
作品は知っていたのですが、
ファンタジーってことでスルーしていました。
しかし普通のファンタジー物とは少し違うみたいですね。
興味出てきました。

応援ポチ
2008/04/14(月) 19:38 | URL | RIELU #yjAvvF4.[ 編集]
友達と3人で観に行って
見終わった後落ち込んで、無口になって帰った作品です(^^;

本当に残酷でしたね
現実からの逃げたのか、そうじゃないのか
私も考えてしまいました

ていうか、イバナ・バケロちゃん
成長早すぎ!ほぼ別人ですねe-330


TB&ポチさせてもらいます☆
2008/04/14(月) 14:43 | URL | まる #-[ 編集]
こんにちは。
Whitedogさんの映画には、追いつかないけど・・・
スカパーで、録画した「幸せのちから」を観て、ウルウルっときた所です。
応援ポチ4
2008/04/14(月) 13:37 | URL | ブルー・ブルー #-[ 編集]
映画館で見たかったにも関わらず、見逃しちゃった作品です。
DVD、もう出ていたんですね。ぜひ見なくては!

トレーラーを見る限りでも、あの世界観は、
子ども向けのファンタジーではないですね。
それに、舞台となっている時代も過酷ですし。
クリーチャーの造形美もちょっと目が離せない感じです!(笑)

応援ポチ
2008/04/14(月) 08:09 | URL | タマ #nlG9lHTY[ 編集]
美しく残酷に!ぽち。(^^ゞ
すみません、寝坊しちゃったものでざっと読ませていただきました。
改めて参考にさせていただきます。
ありがとうございました。
2008/04/14(月) 04:41 | URL | つぼ焼き劇場 #-[ 編集]
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