今回は、映画「海を飛ぶ夢」
事故で四肢麻痺となった主人公が、法律では認められていない尊厳死を求めて闘いを繰り広げる姿を通して、生とは何かを問いかけていくヒューマン・ドラマ。尊厳死を望んだ実在の人物ラモン・サンペドロの手記を基に「アザーズ」のアレハンドロ・アメナーバル監督が映画化。主演は「夜になるまえに」のハビエル・バルデム。アカデミー賞外国語映画賞をはじめ数々の映画賞を受賞。
スペイン、ラ・コルーニャの海で育ったラモン・サンペドロは19歳でノルウェー船のクルーとなり、世界中を旅して回る。だが1968年8月23日、25歳の彼は岩場から引き潮の海へダイブした際に海底で頭部を強打、首から下が完全に麻痺してしまう。以来、家族に支えられながらも、ベッドの上で余生を過ごさなければならなくなったラモン。彼にできるのは、部屋の窓から外を眺め、想像の世界で自由に空を飛ぶことと、詩をしたためることだけ。やがて事故から20数年が経ち、彼はついに重大な決断を下す。それは、自ら人生に終止符を打つことで、本当の生と自由を獲得するというものだった。そしてラモンは、彼の尊厳死を支援する団体のジェネを通じて女性弁護士フリアと対面し、その援助を仰ぐことに。また一方、貧しい子持ちの未婚女性ロサがドキュメンタリー番組でのラモンを見て心動かされ、尊厳死を思いとどまらせようと訪ねてくる…。
(allcinema online解説より)
"尊厳死"という難しいテーマを実話を元に映画化した作品。尊厳死を法制化する事の是非については、まだ判断がつかない。是とする団体の意見も、非とする団体の意見も理解できる。個人的には、生きる事と生かされる事とは違うと思う。今は、たとえ自由に動けなくても、生きている事で、誰かのためになれると感じる事が出来れば生きていたいと考えているが、自信はない。なぜなら、今、その状態ではないから・・・
今作品の主人公は死にたいが、四肢が不自由なので、自分で死ぬ事が出来ないので、尊厳死を望む。しかし、周囲は生きる事を望む。植物状態ではないのだから、当然であろう。が、やはり本音も出てしまう。関係者全員が、苦悩しながら最終的な結末を迎える事になる。たった1週間の不自由でも苦痛を感じるのであるから、29年間という長い年月の不自由は想像もつかない。29年間の苦闘の末に、主人公と、家族、関係者が出した結論だから、きっとこれで良かったのだと思う。鑑賞後に感じる清々しさはおそらくそのせいであろう。
軽々しく良いとか悪いとか言えないテーマなので、一度作品をご覧いただいて考えていただければと思います。誰もが、いつか必ず考えなければならないテーマなので。
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事故で四肢麻痺となった主人公が、法律では認められていない尊厳死を求めて闘いを繰り広げる姿を通して、生とは何かを問いかけていくヒューマン・ドラマ。尊厳死を望んだ実在の人物ラモン・サンペドロの手記を基に「アザーズ」のアレハンドロ・アメナーバル監督が映画化。主演は「夜になるまえに」のハビエル・バルデム。アカデミー賞外国語映画賞をはじめ数々の映画賞を受賞。
スペイン、ラ・コルーニャの海で育ったラモン・サンペドロは19歳でノルウェー船のクルーとなり、世界中を旅して回る。だが1968年8月23日、25歳の彼は岩場から引き潮の海へダイブした際に海底で頭部を強打、首から下が完全に麻痺してしまう。以来、家族に支えられながらも、ベッドの上で余生を過ごさなければならなくなったラモン。彼にできるのは、部屋の窓から外を眺め、想像の世界で自由に空を飛ぶことと、詩をしたためることだけ。やがて事故から20数年が経ち、彼はついに重大な決断を下す。それは、自ら人生に終止符を打つことで、本当の生と自由を獲得するというものだった。そしてラモンは、彼の尊厳死を支援する団体のジェネを通じて女性弁護士フリアと対面し、その援助を仰ぐことに。また一方、貧しい子持ちの未婚女性ロサがドキュメンタリー番組でのラモンを見て心動かされ、尊厳死を思いとどまらせようと訪ねてくる…。
(allcinema online解説より)
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"尊厳死"という難しいテーマを実話を元に映画化した作品。尊厳死を法制化する事の是非については、まだ判断がつかない。是とする団体の意見も、非とする団体の意見も理解できる。個人的には、生きる事と生かされる事とは違うと思う。今は、たとえ自由に動けなくても、生きている事で、誰かのためになれると感じる事が出来れば生きていたいと考えているが、自信はない。なぜなら、今、その状態ではないから・・・
今作品の主人公は死にたいが、四肢が不自由なので、自分で死ぬ事が出来ないので、尊厳死を望む。しかし、周囲は生きる事を望む。植物状態ではないのだから、当然であろう。が、やはり本音も出てしまう。関係者全員が、苦悩しながら最終的な結末を迎える事になる。たった1週間の不自由でも苦痛を感じるのであるから、29年間という長い年月の不自由は想像もつかない。29年間の苦闘の末に、主人公と、家族、関係者が出した結論だから、きっとこれで良かったのだと思う。鑑賞後に感じる清々しさはおそらくそのせいであろう。
軽々しく良いとか悪いとか言えないテーマなので、一度作品をご覧いただいて考えていただければと思います。誰もが、いつか必ず考えなければならないテーマなので。
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関連タグ : アレハンドロ・アメナーバル,
この記事へのコメント
古い記事に失礼します。
この映画DVDを探していました。
ありがとうございました。
ぽちっとさせていただきます。
この映画DVDを探していました。
ありがとうございました。
ぽちっとさせていただきます。
ほんの数日、病院のベッドで不自由な暮らしをしただけでもかなり辛いので、主人公やご家族、知人の立場には正直なりたくはないのですが、いつか直面するんですよね。鑑賞中は、途中で泣いて、ラストは突き抜けてしまった感じでした。
YANさんは頚椎ヘルニアなんですか?あらら、お互いにあまり喜べない共通点ですね。こちらは無理せずほっとくしかないようです。お大事になさってくださいね。
YANさんは頚椎ヘルニアなんですか?あらら、お互いにあまり喜べない共通点ですね。こちらは無理せずほっとくしかないようです。お大事になさってくださいね。
Whitedogさん、こんにちは!
>「誰もが、いつか必ず考えなければいならないテーマ」
私もその通りだと思って観てました。
いずれ老いれば誰もが大なり小なり似たような体験をするんじゃないでしょうか。
ラモンは、こういう形で生を全うした、
だから清々しく感じられたんでしょうね。
でも、私は大泣きしましたよ。
偶然ですが、Whitedogさんは椎間板ヘルニアだそうで、
私は頚椎ヘルニアが判明しました。変な共通点がありました。(^_^;
>「誰もが、いつか必ず考えなければいならないテーマ」
私もその通りだと思って観てました。
いずれ老いれば誰もが大なり小なり似たような体験をするんじゃないでしょうか。
ラモンは、こういう形で生を全うした、
だから清々しく感じられたんでしょうね。
でも、私は大泣きしましたよ。
偶然ですが、Whitedogさんは椎間板ヘルニアだそうで、
私は頚椎ヘルニアが判明しました。変な共通点がありました。(^_^;
腰痛は治まったんですが、MRI検査の結果、椎間板ヘルニアになっている事が判明しました。どうも、長いお付き合いになりそうです。
なぜか、涙ではなく拍手したくなるラストでした。是非ご覧下さい。
なぜか、涙ではなく拍手したくなるラストでした。是非ご覧下さい。
主人公を中心に、様々な立場の人が登場するので、偏りがない良い作品だと思います。重苦しいテーマですが、それだけで終らないところが素敵ですよ。
こんにちわ!!
映画て意外と教えられたり
勇気づけられたり
する事が多いですけれど
この映画もたいとる「海を飛ぶ夢」
が物語を凝縮しているように
思える。
尊厳死、を扱った映画でヘビーな感じを
どんな風に撮っているのか
興味あります。
応援3くり!!
映画て意外と教えられたり
勇気づけられたり
する事が多いですけれど
この映画もたいとる「海を飛ぶ夢」
が物語を凝縮しているように
思える。
尊厳死、を扱った映画でヘビーな感じを
どんな風に撮っているのか
興味あります。
応援3くり!!
腰のほうはいかがですか?
これは涙なくしては観られないテーマの映画ですね・・・
どんな映画にせよ生死に関わるテーマは、とっても身につまされます。
是非観て観たいと思います。
いつもためになる情報ありがとうございまーす!
応援クリック*3!
これは涙なくしては観られないテーマの映画ですね・・・
どんな映画にせよ生死に関わるテーマは、とっても身につまされます。
是非観て観たいと思います。
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