今回は、「チーム★アメリカ/ワールドポリス」
テロが繰り返され、混迷を極める今日、邪悪なテロリストに対抗し世界の平和を守るため国際警備組織“チーム・アメリカ”が結成された――。ところは華の都パリ。ターバンを巻いたなんとも怪しげな男たち。と、そこへ颯爽と登場した我らがチーム・アメリカ。男たちをテロリストと見るや街中でマシンガンをぶっ放し次々と始末していくが・・・(allcinema online解説より)
上映時間 98分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(UIP)
初公開年月 2005/07/30
ジャンル アクション/アドベンチャー/コメディ
監督 トレイ・パーカー
製作 パム・ブラディ トレイ・パーカー マット・ストーン
製作総指揮 スコット・アヴァーサノ アン・ガレフィーノ スコット・ルーディン
脚本 トレイ・パーカー マット・ストーン パム・ブラディ
撮影 ビル・ポープ
美術 ジム・ダルツ
衣装 カレン・パッチ
編集 トム・ヴォグト
音楽 ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
声の出演
トレイ・パーカー マット・ストーン クリステン・ミラー マササ ダラン・ノリス フィル・ヘンドリー
モーリス・ラマルシュ 他
「サウスパーク」のコンビ、トレイ・パーカーとマット・ストーンが、CG全盛の時代に操り人形と精巧なセットを駆使して撮り上げた本格アクション映画。映画「アルマゲドン」や「パール・ハーバー」などのジェリー・ブラッカイマー作品を彷彿(徹底的にパロディにしています)させる展開と、撮影に、「マトリックス」、「スパイダーマン3」のビル・ポープを起用するなど徹底しています。
マリオネットによる史上初の過激なラブ・シーン、「マトリックス」や「キル・ビル」の名シーンのパロディ、ぶっ壊すのがもったいないほど見事なセットの数々、ジョージ・クルーニー、マット・デイモン、マイケル・ムーアなどハリウッドの著名人のマリオネットを次々に撃ち殺すシーン、悪の親玉は金正日などなど見所満載ですが、ちょっとやりすぎかも?と感じるシーンもありますが、訴えられていない様なので多分OKなんでしょうね。
DVDに収録されている特典映像のメイキングはぜひご覧ください。撮影にかけた手間をものすごく感じます。徹底的にバカなことをする大変さが伝わってきますが、とっても楽しそうです。
自分勝手な正義感を振りかざし、気づいたら世界を破壊しているという、9.11以降の混迷を続けるアメリカへの皮肉たっぷりの作品ですが、ここまで徹底的にパロディに出来るのはトレイ・パーカーとマット・ストーンのコンビならではだと思います。とにかくおバカで過激な作品なので、ちょっぴり覚悟の上ご覧ください。重苦しい戦争映画も多いですが、思いっきり笑い飛ばすのも時には必要なのかもしれません。

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テロが繰り返され、混迷を極める今日、邪悪なテロリストに対抗し世界の平和を守るため国際警備組織“チーム・アメリカ”が結成された――。ところは華の都パリ。ターバンを巻いたなんとも怪しげな男たち。と、そこへ颯爽と登場した我らがチーム・アメリカ。男たちをテロリストと見るや街中でマシンガンをぶっ放し次々と始末していくが・・・(allcinema online解説より)
上映時間 98分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(UIP)
初公開年月 2005/07/30
ジャンル アクション/アドベンチャー/コメディ
監督 トレイ・パーカー
製作 パム・ブラディ トレイ・パーカー マット・ストーン
製作総指揮 スコット・アヴァーサノ アン・ガレフィーノ スコット・ルーディン
脚本 トレイ・パーカー マット・ストーン パム・ブラディ
撮影 ビル・ポープ
美術 ジム・ダルツ
衣装 カレン・パッチ
編集 トム・ヴォグト
音楽 ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
声の出演
トレイ・パーカー マット・ストーン クリステン・ミラー マササ ダラン・ノリス フィル・ヘンドリー
モーリス・ラマルシュ 他
![]() | チーム★アメリカ ワールドポリス スペシャル・コレクターズ・エディション (2006/09/08) トレイ・パーカー、マット・ストーン 他 商品詳細を見る |
「サウスパーク」のコンビ、トレイ・パーカーとマット・ストーンが、CG全盛の時代に操り人形と精巧なセットを駆使して撮り上げた本格アクション映画。映画「アルマゲドン」や「パール・ハーバー」などのジェリー・ブラッカイマー作品を彷彿(徹底的にパロディにしています)させる展開と、撮影に、「マトリックス」、「スパイダーマン3」のビル・ポープを起用するなど徹底しています。
マリオネットによる史上初の過激なラブ・シーン、「マトリックス」や「キル・ビル」の名シーンのパロディ、ぶっ壊すのがもったいないほど見事なセットの数々、ジョージ・クルーニー、マット・デイモン、マイケル・ムーアなどハリウッドの著名人のマリオネットを次々に撃ち殺すシーン、悪の親玉は金正日などなど見所満載ですが、ちょっとやりすぎかも?と感じるシーンもありますが、訴えられていない様なので多分OKなんでしょうね。
DVDに収録されている特典映像のメイキングはぜひご覧ください。撮影にかけた手間をものすごく感じます。徹底的にバカなことをする大変さが伝わってきますが、とっても楽しそうです。
自分勝手な正義感を振りかざし、気づいたら世界を破壊しているという、9.11以降の混迷を続けるアメリカへの皮肉たっぷりの作品ですが、ここまで徹底的にパロディに出来るのはトレイ・パーカーとマット・ストーンのコンビならではだと思います。とにかくおバカで過激な作品なので、ちょっぴり覚悟の上ご覧ください。重苦しい戦争映画も多いですが、思いっきり笑い飛ばすのも時には必要なのかもしれません。
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関連タグ : トレイ・パーカー,
今回は、映画「ゾンビーノ」
上映時間 93分
製作国 カナダ
公開情報 劇場公開(ショウゲート)
初公開年月 2007/10/27
ジャンル コメディ/ドラマ/ホラー
監督 アンドリュー・カリー
製作 ブレイク・コーベット メアリー・アン・ウォーターハウス
製作総指揮 ピーター・ブロック パトリック・カサヴェッティ ジェイソン・コンスタンティン
シェリー・ギレン ダニエル・アイロン
原案 デニス・ヒートン
脚本 アンドリュー・カリー ロバート・チョミアック デニス・ヒートン
撮影 ジャン・キーサー
特殊メイク トッド・マスターズ
美術 ロブ・グレイ
衣装 メアリー・E・マクロード
編集 ロジャー・マティアシ
音楽 ドン・マクドナルド
出演
キャリー=アン・モス ビリー・コノリー ディラン・ベイカー クサン・レイ ヘンリー・ツェーニー
ティム・ブレイク・ネルソン ソニヤ・ベネット ロブ・ラベル 他
今回はネタばれ記事になります。ご了承ください。一見かわいいコメディ作品のようですが、いろいろとメッセージのこめられた作品です。
カナダ製ゾンビ映画ですが、カナダ人から見た変な国アメリカ的な作品なんでしょうか?「サウスパーク/無修正映画版」という作品がありますが、こちらは逆にカナダ人をかなりけなした作品でした。
作品の設定は1950年代。どんな時代かというと、冷戦の真っ只中、核の恐怖という状況ではありましたが、郊外に住宅を構えバラ色の生活を送る中産階級が増加していく時代でした。結果、都会には低所得者が集中し、白人は郊外へそれ以外は都市へという構造になっていきます。このあたりは、作品の中でも如実に描かれていて、フェンスに守られたホームドラマのような生活を謳歌する白人達と、首輪をつけられ飼いならされるゾンビたち(白人以外の人種の暗喩?)、フェンスの外のゾンビたちという形で描かれています。
また、キンゼイ報告(人間の性行動に関する報告書)が発表され大きな論争を巻き起こしたのもこの頃。作品の中で、母親役のキャリー=アン・モスが、父親役のディラン・ベイカーに妙な色目を使うシーンが何度も登場しますが、この暗喩でしょう。キンゼイ報告については、「愛についてのキンゼイ・レポート」という邦題で映画化されています。内容はなかなか強烈ですが、結構おもしろいヒューマンドラマです。
大人から子供まで銃を使ってゾンビを撃ち殺すシーンは、おなじみの銃社会アメリカの暗喩でしょうし、ゾンビの恐怖をメディアを利用して報道し、人々を支配する仕組みは、戦後アメリカで行われ、今でも使われるアメリカ政府の政治手法といえます。
最も分かりやすい暗喩は、冒頭のニュース報道のシーンですが、ゾンビ戦争と呼ばれている戦争はもちろん第2次大戦のことです。
原題の「Fido」は、主人公の家で飼われることになるゾンビの名前。日本の「ポチ」と同じようにアメリカでは犬につける名前としてポピュラーな名前だったようですが、最近はほとんど使われなくなったようです。"飼い犬に手を噛まれる"ということわざは、この作品にぴったりです。
伝統的なホラー映画の手法にのっとり、当時最も恐ろしい存在をゾンビに置き換え、批判やメッセージを伝える形式をとっています。1950年代というひと昔前の設定ですが、今でも続いている部分もあります。恐怖で人々を支配しようとして、最後は失敗するという結末はなんとも皮肉な結末ですが、人間が支配していると思いがちな、自然や疾病など突然猛威を振るうと太刀打ちできない状況は多々あります。そんな部分をコメディタッチの作品の中にたくさん詰め込んだ面白い作品です。

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上映時間 93分
製作国 カナダ
公開情報 劇場公開(ショウゲート)
初公開年月 2007/10/27
ジャンル コメディ/ドラマ/ホラー
監督 アンドリュー・カリー
製作 ブレイク・コーベット メアリー・アン・ウォーターハウス
製作総指揮 ピーター・ブロック パトリック・カサヴェッティ ジェイソン・コンスタンティン
シェリー・ギレン ダニエル・アイロン
原案 デニス・ヒートン
脚本 アンドリュー・カリー ロバート・チョミアック デニス・ヒートン
撮影 ジャン・キーサー
特殊メイク トッド・マスターズ
美術 ロブ・グレイ
衣装 メアリー・E・マクロード
編集 ロジャー・マティアシ
音楽 ドン・マクドナルド
出演
キャリー=アン・モス ビリー・コノリー ディラン・ベイカー クサン・レイ ヘンリー・ツェーニー
ティム・ブレイク・ネルソン ソニヤ・ベネット ロブ・ラベル 他
![]() | ゾンビーノ デラックス版 (2008/04/23) クサン・レイ、ビリー・コノリー 他 商品詳細を見る |
今回はネタばれ記事になります。ご了承ください。一見かわいいコメディ作品のようですが、いろいろとメッセージのこめられた作品です。
カナダ製ゾンビ映画ですが、カナダ人から見た変な国アメリカ的な作品なんでしょうか?「サウスパーク/無修正映画版」という作品がありますが、こちらは逆にカナダ人をかなりけなした作品でした。
作品の設定は1950年代。どんな時代かというと、冷戦の真っ只中、核の恐怖という状況ではありましたが、郊外に住宅を構えバラ色の生活を送る中産階級が増加していく時代でした。結果、都会には低所得者が集中し、白人は郊外へそれ以外は都市へという構造になっていきます。このあたりは、作品の中でも如実に描かれていて、フェンスに守られたホームドラマのような生活を謳歌する白人達と、首輪をつけられ飼いならされるゾンビたち(白人以外の人種の暗喩?)、フェンスの外のゾンビたちという形で描かれています。
また、キンゼイ報告(人間の性行動に関する報告書)が発表され大きな論争を巻き起こしたのもこの頃。作品の中で、母親役のキャリー=アン・モスが、父親役のディラン・ベイカーに妙な色目を使うシーンが何度も登場しますが、この暗喩でしょう。キンゼイ報告については、「愛についてのキンゼイ・レポート」という邦題で映画化されています。内容はなかなか強烈ですが、結構おもしろいヒューマンドラマです。
大人から子供まで銃を使ってゾンビを撃ち殺すシーンは、おなじみの銃社会アメリカの暗喩でしょうし、ゾンビの恐怖をメディアを利用して報道し、人々を支配する仕組みは、戦後アメリカで行われ、今でも使われるアメリカ政府の政治手法といえます。
最も分かりやすい暗喩は、冒頭のニュース報道のシーンですが、ゾンビ戦争と呼ばれている戦争はもちろん第2次大戦のことです。
原題の「Fido」は、主人公の家で飼われることになるゾンビの名前。日本の「ポチ」と同じようにアメリカでは犬につける名前としてポピュラーな名前だったようですが、最近はほとんど使われなくなったようです。"飼い犬に手を噛まれる"ということわざは、この作品にぴったりです。
伝統的なホラー映画の手法にのっとり、当時最も恐ろしい存在をゾンビに置き換え、批判やメッセージを伝える形式をとっています。1950年代というひと昔前の設定ですが、今でも続いている部分もあります。恐怖で人々を支配しようとして、最後は失敗するという結末はなんとも皮肉な結末ですが、人間が支配していると思いがちな、自然や疾病など突然猛威を振るうと太刀打ちできない状況は多々あります。そんな部分をコメディタッチの作品の中にたくさん詰め込んだ面白い作品です。
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今回は、映画「マルコヴィッチの穴」
人形使いのクレイグ・シュワルツ(ジョン・キューザック)は、ペットショップに勤める妻ロッテ(キャメロン・ディアス)と貧乏な二人暮らし。ある日、彼は定職に就こうと新聞の求人欄を広げ、マンハッタンのビルの71/2階にある会社、レスター社の職を得る。そこで美人OLのマキシン(キャスリーン・キーナー)に一目惚れした彼は、彼女を追いかけるが相手にしてもらえない。そんな時、会社の一室で、有名俳優ジョン・マルコヴィッチの頭の中に15分間だけ入れる穴を見つけてしまう。
マルコヴィッチの穴(1999) - goo 映画
上映時間 112分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(アスミック・エース)
初公開年月 2000/09/23
ジャンル ドラマ/コメディ
監督 スパイク・ジョーンズ
製作 マイケル・スタイプ サンディ・スターン スティーヴ・ゴリン ヴィンセント・ランディ
製作総指揮 チャーリー・カウフマン マイケル・クーン
脚本 チャーリー・カウフマン
撮影 ランス・アコード
美術 K・K・バレット
編集 エリック・ザンブランネン
音楽 カーター・バーウェル
出演
ジョン・キューザック キャメロン・ディアス キャサリン・キーナー オーソン・ビーン メアリー・ケイ・プレイス
W・アール・ブラウン チャーリー・シーン ジョン・マルコヴィッチ ネッド・ベラミー 他
カメオ出演
ブラッド・ピット ウィノナ・ライダー
スパイク・ジョーンズの長編デビュー作で、"俳優ジョン・マルコヴィッチ"の頭へとつながる穴を巡る不条理コメディ。製作総指揮、脚本はこちらもデビュー作となるチャーリー・カウフマン。後に「エターナル・サンシャイン」の脚本を手がける事になります。
変身願望、性的倒錯、不老不死などの難問を次々に提示しながら物語は進みます。見え隠れする欲望や、知られたくない心の中、思い出したくない過去などが次々と描かれます。主人公の人形使いは人形ではなく、人間を操る事に喜びを見つけますが、彼の思いとは違う方向に事態は展開していきます。難しそうに感じるかもしれませんが、発想が奇抜なだけで、ストーリーは難しくありません。むしろ、難しいテーマを、よくもこれほど不条理に面白おかしく映画にできたなと思います。
誰もが少しは持っている変身願望、人間を思うように操りたいという欲求、もしも違う性別になれたら・・・という、心の奥にひっそりとしまっている感情に気づかされる、そんな作品です。
もしも15分間、他人になれるとしたら、誰になりたいですか?

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人形使いのクレイグ・シュワルツ(ジョン・キューザック)は、ペットショップに勤める妻ロッテ(キャメロン・ディアス)と貧乏な二人暮らし。ある日、彼は定職に就こうと新聞の求人欄を広げ、マンハッタンのビルの71/2階にある会社、レスター社の職を得る。そこで美人OLのマキシン(キャスリーン・キーナー)に一目惚れした彼は、彼女を追いかけるが相手にしてもらえない。そんな時、会社の一室で、有名俳優ジョン・マルコヴィッチの頭の中に15分間だけ入れる穴を見つけてしまう。
マルコヴィッチの穴(1999) - goo 映画
上映時間 112分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(アスミック・エース)
初公開年月 2000/09/23
ジャンル ドラマ/コメディ
監督 スパイク・ジョーンズ
製作 マイケル・スタイプ サンディ・スターン スティーヴ・ゴリン ヴィンセント・ランディ
製作総指揮 チャーリー・カウフマン マイケル・クーン
脚本 チャーリー・カウフマン
撮影 ランス・アコード
美術 K・K・バレット
編集 エリック・ザンブランネン
音楽 カーター・バーウェル
出演
ジョン・キューザック キャメロン・ディアス キャサリン・キーナー オーソン・ビーン メアリー・ケイ・プレイス
W・アール・ブラウン チャーリー・シーン ジョン・マルコヴィッチ ネッド・ベラミー 他
カメオ出演
ブラッド・ピット ウィノナ・ライダー
![]() | マルコヴィッチの穴 DTSコレクターズエディション (2003/02/21) ジョン・キューザック、キャメロン・ディアス 他 商品詳細を見る |
スパイク・ジョーンズの長編デビュー作で、"俳優ジョン・マルコヴィッチ"の頭へとつながる穴を巡る不条理コメディ。製作総指揮、脚本はこちらもデビュー作となるチャーリー・カウフマン。後に「エターナル・サンシャイン」の脚本を手がける事になります。
変身願望、性的倒錯、不老不死などの難問を次々に提示しながら物語は進みます。見え隠れする欲望や、知られたくない心の中、思い出したくない過去などが次々と描かれます。主人公の人形使いは人形ではなく、人間を操る事に喜びを見つけますが、彼の思いとは違う方向に事態は展開していきます。難しそうに感じるかもしれませんが、発想が奇抜なだけで、ストーリーは難しくありません。むしろ、難しいテーマを、よくもこれほど不条理に面白おかしく映画にできたなと思います。
誰もが少しは持っている変身願望、人間を思うように操りたいという欲求、もしも違う性別になれたら・・・という、心の奥にひっそりとしまっている感情に気づかされる、そんな作品です。
もしも15分間、他人になれるとしたら、誰になりたいですか?
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関連タグ : スパイク・ジョーンズ,
今回は、映画「イカとクジラ」
ブルックリン、パークスロープに住むバークマン家。父は元売れっ子作家だが、今は大学講師、母は「ニューヨーカー」誌でのデビューを控えた有望な新人作家だ。文学を奨める父親の期待を尻目に、12歳のフランクはテニスに、16歳のウォルトは、ロックに夢中だった。ある日、両親の離婚が告げられた。突然のできごとに戸惑う子供たちはそれぞれの形で反抗を始めた。フランクは、性への好奇心から学校で奇行を繰り返す。ウォルトは、コンクールで優勝した自作の曲が、ピンクフロイドの盗作であることがばれてしまう。
イカとクジラ - goo 映画
上映時間 81分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
初公開年月 2006/12/02
ジャンル ドラマ/コメディ
監督 ノア・バームバック
製作 ウェス・アンダーソン チャーリー・コーウィン クララ・マルコヴィッチ ピーター・ニューマン
脚本 ノア・バームバック
撮影 ロバート・イェーマン
美術 アン・ロス
衣装 デザインエイミー・ウェストコット
編集 ティム・ストリート
音楽 ブリッタ・フィリップス ディーン・ウェアハム
出演
ジェフ・ダニエルズ ローラ・リニー ジェシー・アイゼンバーグ オーウェン・クライン ウィリアム・ボールドウィン
アンナ・パキン ヘイリー・ファイファー 他
コメディなのに笑えない不思議な映画です。スティーヴン・キングはこの作品を恐怖映画と評しているそうです。
ノア・バームバックは、父親は作家、母親はビレッジ・バンガードの評論家の間に生まれ、ニューヨーク市ブルックリンで映画に囲まれた生活を送っていたそうです。2005年に女優のジェニファー・ジェイソン・リーと結婚し、この作品が発表されるまでは、この作品に登場する父親と同じように、奥さんの方が有名で、収入も多い状態だったそうです。スティーヴン・キングがこの作品を恐怖映画と評したのは、幼少期から「キャリー」という作品がヒットするまで、この作品の状況と酷似していたからのようです。「シャイニング」で狂気に駆られた作家が酒におぼれ、家族を殺そうとする作品は想像の作品ではなく、実生活でも売れない生活が続き酒におぼれ、主人公と同じようになりかけた事があり、その経験を作品にしたようです。
ノア・バームバック監督の実体験に基づく作品ですが、この作品で描かれる父親像は全く救いようのないものに描かれています。実の父親に作品を見せたところ、自分の事だとは思わなかったそうです。また、ヌーヴェルヴァーグをよく観ていたそうで、映画「勝手にしやがれ」の有名なラストシーンが引用されたり、ポスト・ヌーヴェルヴァーグの映画「ママと娼婦」のポスターが貼ってあったり(他の作品にしようとしたそうですが、版権が高くこれに変更したそうです)、フランソワ・トリュフォー監督の、映画「野生の少年」が台詞に登場したりします。監督の意図を理解し、自らも掘り下げて演じた出演者の演技はとても素晴らしく、表情やしぐさなど細かい事の積み重ねがリアリティと作品の深みを演出しています。
あまり笑えないコメディですが、崩壊したひとつの家族を通して、親子の関係や思春期の子供達の心の揺れなどが非常に丹念に描かれています。DVDに含まれているインタビューや、ノア・バームバック監督の音声解説は作品の理解に非常に役立ちますので、本編鑑賞後にあわせてご覧いただくと面白いと思います。

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ブルックリン、パークスロープに住むバークマン家。父は元売れっ子作家だが、今は大学講師、母は「ニューヨーカー」誌でのデビューを控えた有望な新人作家だ。文学を奨める父親の期待を尻目に、12歳のフランクはテニスに、16歳のウォルトは、ロックに夢中だった。ある日、両親の離婚が告げられた。突然のできごとに戸惑う子供たちはそれぞれの形で反抗を始めた。フランクは、性への好奇心から学校で奇行を繰り返す。ウォルトは、コンクールで優勝した自作の曲が、ピンクフロイドの盗作であることがばれてしまう。
イカとクジラ - goo 映画
上映時間 81分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
初公開年月 2006/12/02
ジャンル ドラマ/コメディ
監督 ノア・バームバック
製作 ウェス・アンダーソン チャーリー・コーウィン クララ・マルコヴィッチ ピーター・ニューマン
脚本 ノア・バームバック
撮影 ロバート・イェーマン
美術 アン・ロス
衣装 デザインエイミー・ウェストコット
編集 ティム・ストリート
音楽 ブリッタ・フィリップス ディーン・ウェアハム
出演
ジェフ・ダニエルズ ローラ・リニー ジェシー・アイゼンバーグ オーウェン・クライン ウィリアム・ボールドウィン
アンナ・パキン ヘイリー・ファイファー 他
![]() | イカとクジラ (2007/06/20) ジェフ・ダニエルズ、ローラ・リニー 他 商品詳細を見る |
コメディなのに笑えない不思議な映画です。スティーヴン・キングはこの作品を恐怖映画と評しているそうです。
ノア・バームバックは、父親は作家、母親はビレッジ・バンガードの評論家の間に生まれ、ニューヨーク市ブルックリンで映画に囲まれた生活を送っていたそうです。2005年に女優のジェニファー・ジェイソン・リーと結婚し、この作品が発表されるまでは、この作品に登場する父親と同じように、奥さんの方が有名で、収入も多い状態だったそうです。スティーヴン・キングがこの作品を恐怖映画と評したのは、幼少期から「キャリー」という作品がヒットするまで、この作品の状況と酷似していたからのようです。「シャイニング」で狂気に駆られた作家が酒におぼれ、家族を殺そうとする作品は想像の作品ではなく、実生活でも売れない生活が続き酒におぼれ、主人公と同じようになりかけた事があり、その経験を作品にしたようです。
ノア・バームバック監督の実体験に基づく作品ですが、この作品で描かれる父親像は全く救いようのないものに描かれています。実の父親に作品を見せたところ、自分の事だとは思わなかったそうです。また、ヌーヴェルヴァーグをよく観ていたそうで、映画「勝手にしやがれ」の有名なラストシーンが引用されたり、ポスト・ヌーヴェルヴァーグの映画「ママと娼婦」のポスターが貼ってあったり(他の作品にしようとしたそうですが、版権が高くこれに変更したそうです)、フランソワ・トリュフォー監督の、映画「野生の少年」が台詞に登場したりします。監督の意図を理解し、自らも掘り下げて演じた出演者の演技はとても素晴らしく、表情やしぐさなど細かい事の積み重ねがリアリティと作品の深みを演出しています。
あまり笑えないコメディですが、崩壊したひとつの家族を通して、親子の関係や思春期の子供達の心の揺れなどが非常に丹念に描かれています。DVDに含まれているインタビューや、ノア・バームバック監督の音声解説は作品の理解に非常に役立ちますので、本編鑑賞後にあわせてご覧いただくと面白いと思います。
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今回は、映画「ゴッド・イン・ニューヨーク」
マーティン・スコセッシ絶賛!ニューヨーク・インディペンデントフィルム&ビデオフェスティバル最高作品賞受賞作品「ゴッド・イン・ニューヨーク」がDVD化。人種と宗教をテーマに、人種のるつぼといわれるニューヨークを、限界ギリギリの際どいセリフで表現した、ワンシチュエーション・ドラマ。
上映時間 118分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場未公開
ジャンル ドラマ/コメディ
監督 カメル・アメッド
製作 カメル・アメッド サルバトーレ・アルガーノ
製作総指揮 カメル・アメッド
脚本 カメル・アメッド
撮影 トム・アグネロ
編集 アレックス・コピット
衣装 ウェンディ・ウィンターズ
美術 リー・クイロネス
音楽 ザ・セクレッド・グルーブ・ポッシィ
出演
ジョン・フォード・ヌーナン ボンズ・マローン ウィリアム・スミス ピーター・アペル アーティ・ラング
サル・アルガーノ アンドレ・ディ・レオン モハメッド・ジルーイ 他
マーティン・スコセッシ絶賛!という文字につられて鑑賞しました。面白いです。
内容はこんな感じです。
人種と宗教をテーマに、他人が抱いているイメージとはどういうものかを暴露するストーリー。 通りや近所や、どこかで普通にすれ違ったりする彼らを、一つのオリに入れたらどうなるか。
真夏の蒸し暑い夜、7人のニューヨーカーと1人のイギリス人が軽犯罪で御用となる。厚いレンズのメガネをかけたジュイッシュ、怒りっぽいブラックとラティーノの青年二人組、アラブ人のタクシードライバー、入れ墨師のアイリッシュ・アメリカン、ブロンクス育ちのイタリアン、性的秘密を持つアジアン、ロンドンから来ていたホワイト、合わせて8人の男が一つの留置場へ。そこには神と名乗るホームレスがいた。時間の流れと共に加速する偏見と批判の嵐。世界の縮図と化したこの房で、神は調停役となれるのか。違いを超えて共生しなければ暮らせないニューヨークの現実を、下品で崇高に仕上げた密室劇の傑作。神の正体とは? 悪魔の正体とは?(「ゴッド・イン・ニューヨーク」オフィシャルサイトより)
世界中の様々な人種、宗教、文化の対立や偏見などが留置場を舞台に観る事ができます。1対1の対立(例えば黒人vs白人、ユダヤ人vsアラブ人など)が描かれた作品は数多く作られていますが、これほど多くの人種が一同に会し、ののしりあう映画は記憶にありません。人間と神と悪魔の三角関係まで面白おかしく描かれていて、まるで現在の世界全体が留置場という狭い空間に置き換えられたような感じです。舞台は人種の坩堝ニューヨークという設定ですが、きっとニューヨークは現在の世界の縮図そのものなんでしょうね。この作品のエンディングような世界がやってくるといいのですが・・・
あとは観てのお楽しみです。
映画「ゴッド・イン・ニューヨーク」オフィシャルサイト

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マーティン・スコセッシ絶賛!ニューヨーク・インディペンデントフィルム&ビデオフェスティバル最高作品賞受賞作品「ゴッド・イン・ニューヨーク」がDVD化。人種と宗教をテーマに、人種のるつぼといわれるニューヨークを、限界ギリギリの際どいセリフで表現した、ワンシチュエーション・ドラマ。
上映時間 118分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場未公開
ジャンル ドラマ/コメディ
監督 カメル・アメッド
製作 カメル・アメッド サルバトーレ・アルガーノ
製作総指揮 カメル・アメッド
脚本 カメル・アメッド
撮影 トム・アグネロ
編集 アレックス・コピット
衣装 ウェンディ・ウィンターズ
美術 リー・クイロネス
音楽 ザ・セクレッド・グルーブ・ポッシィ
出演
ジョン・フォード・ヌーナン ボンズ・マローン ウィリアム・スミス ピーター・アペル アーティ・ラング
サル・アルガーノ アンドレ・ディ・レオン モハメッド・ジルーイ 他
![]() | ゴッド・イン・ニューヨーク (2008/03/28) ジョン・フォード・ヌーナン、ボンズ・マローン 他 商品詳細を見る |
マーティン・スコセッシ絶賛!という文字につられて鑑賞しました。面白いです。
内容はこんな感じです。
人種と宗教をテーマに、他人が抱いているイメージとはどういうものかを暴露するストーリー。 通りや近所や、どこかで普通にすれ違ったりする彼らを、一つのオリに入れたらどうなるか。
真夏の蒸し暑い夜、7人のニューヨーカーと1人のイギリス人が軽犯罪で御用となる。厚いレンズのメガネをかけたジュイッシュ、怒りっぽいブラックとラティーノの青年二人組、アラブ人のタクシードライバー、入れ墨師のアイリッシュ・アメリカン、ブロンクス育ちのイタリアン、性的秘密を持つアジアン、ロンドンから来ていたホワイト、合わせて8人の男が一つの留置場へ。そこには神と名乗るホームレスがいた。時間の流れと共に加速する偏見と批判の嵐。世界の縮図と化したこの房で、神は調停役となれるのか。違いを超えて共生しなければ暮らせないニューヨークの現実を、下品で崇高に仕上げた密室劇の傑作。神の正体とは? 悪魔の正体とは?(「ゴッド・イン・ニューヨーク」オフィシャルサイトより)
世界中の様々な人種、宗教、文化の対立や偏見などが留置場を舞台に観る事ができます。1対1の対立(例えば黒人vs白人、ユダヤ人vsアラブ人など)が描かれた作品は数多く作られていますが、これほど多くの人種が一同に会し、ののしりあう映画は記憶にありません。人間と神と悪魔の三角関係まで面白おかしく描かれていて、まるで現在の世界全体が留置場という狭い空間に置き換えられたような感じです。舞台は人種の坩堝ニューヨークという設定ですが、きっとニューヨークは現在の世界の縮図そのものなんでしょうね。この作品のエンディングような世界がやってくるといいのですが・・・
あとは観てのお楽しみです。
映画「ゴッド・イン・ニューヨーク」オフィシャルサイト

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