今回は、映画「ファウンテン 永遠につづく愛 (2006)」
病に冒され余命僅かの妻イジーを救うため、医師のトミーは一心不乱に新薬開発の研究に邁進する。しかし皮肉なことに、彼は研究に没頭するあまり、残された時間を少しでも多く一緒に過ごしていたいと願うイジーの心が見えなくなっていた。そんなトミーに、イジーは自作の物語を手渡す。それは、中世スペインの高潔な騎士トマスが、美しい女王イザベルの命を受けて永遠の命を約束するという“ファウンテン(生命の泉)”を探す旅に出かけていくというもの。そしてトミーは、この未完の物語の完成をイジーから託されるのだが…。
ファウンテン 永遠につづく愛 - goo 映画
上映時間 97分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(FOX)
初公開年月 2007/07/14
ジャンル ファンタジー/ロマンス/SF
監督 ダーレン・アロノフスキー
製作 エリック・ワトソン アーノン・ミルチャン イアイン・スミス
製作総指揮 ニック・ウェクスラー
原案 ダーレン・アロノフスキー アリ・ハンデル
脚本 ダーレン・アロノフスキー
撮影 マシュー・リバティーク
美術 ジェームズ・チンランド
衣装 レネー・エイプリル
編集 ジェイ・ラビノウィッツ
音楽 クリント・マンセル
出演
ヒュー・ジャックマン レイチェル・ワイズ エレン・バースティン マーク・マーゴリス
スティーヴン・マクハティ フェルナンド・エルナンデス クリフ・カーティス ショーン・パトリック・トーマス
ドナ・マーフィ イーサン・サプリー リチャード・マクミラン ローン・ブラス 他
ヒュー・ジャックマン、レイチェル・ワイズ共演のファンタジー・ラブストーリー。でも、これだけだったら間違いなく観ていません。理由は、監督が「Π」、「レクイエム・フォー・ドリーム」のダーレン・アロノフスキーだったから。初見の感想は…"全くわかりませ〜ん"(笑)。オフィシャル・サイト内のある言葉と、何度も観るうちに過去の2作よりずっと深遠な作品に思えるようになりました。
まずは、製作までの紆余曲折を簡単に。
当初、ブラッド・ピットとケイト・ブランシェットの共演でオーストラリアのゴールドコースト近郊に大掛かりなセットを組んで撮影の予定でした。ところが、ケイト・ブランシェットの妊娠などによる製作の遅れから資金面でバックアップしていた製作会社ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズが企画から降りてしまい製作が中止されそうになりましたが、ニュー・リージェンシーが資金提供し製作が再開されることになりました。
そんな中、意見の相違によりブラッド・ピットが突然降板することになり、メル・ギブソン、ラッセル・クロウ、ジョージ・クルーニーにも声がかかったようですが、ダーレン・アロノフスキー監督がヒュー・ジャックマンの出演していた舞台を観たことで出演が決まり、ヒュー・ジャックマンが共演者にレイチェル・ワイズを推薦したことで今回の共演が実現しました。
当時、ダーレン・アロノフスキー監督とレイチェル・ワイズは交際中で、ヒュー・ジャックマンはラブシーンではとても変な気分だったとコメントしています。結局、結婚へとつながったお二人ですが、お幸せのようです。

そんな、紆余曲折をへて撮影されたこの作品、非常に難解でした。ヒュー・ジャックマンは一人三役(16世紀:スペインの騎士、21世紀:死は病気の一つと信じ続ける研究者、26世紀:宇宙飛行士(?)を演じ(髪型もそれぞれの役にあわせ、長髪ひげ面、普通、つるっぱげ)、レイチェル・ワイズは一人二役(16世紀:スペイン女王、21世紀:不治の病に侵された女性)を演じ、それぞれの物語が複雑に交錯しているように見えます。

この作品のコピーと公式サイト内のイントロダクションにある言葉がこれ。
何度生まれ変わっても、僕は君を失う運命なのか。
何度生まれ変われば、僕は君を救うことができるのだろう。何度愛し合えば、僕は、君と一緒に生きられるのだろう。
確かに三つの時代にまたがる一大叙事詩ように見える作品ですが、このコピー通りに観てしまうと永遠に理解できない作品になってしまいます。この作品を難解にしている部分がこれです。
そこで、ダーレン・アロノフスキー監督の次の言葉を読んで、何度か観るうちにこの作品のヒュー・ジャックマンがそうだったように、突然この作品が理解できる様になります。(おそらく・・・)
「この映画は、伝統的な意味での時空を超えた物語ではない。むしろ、1人の人間の3つの側面を体現する各キャラクターを異なる時代に描いて、3つの物語を結合させている」
ラブストーリーとしての要素も多いのですが、死に立ち向かうのではなく、死は不可避で受け入れるしかないものという、わかっているようで実際は誰もが恐れることを描いた作品です。創世記のアダムとイヴの物語(「知恵の木」と「生命の木」の物語)に大きなアイデアを得ている作品なので、宗教的な物語のようにも思えますが、いくつかの文化の死生観を取り入れた哲学的な物語です。

これまでの作品ではいずれも"何かにとりつかれた人"を描いてきたダーレン・アロノフスキー監督ですが、今回は"永遠の命にとりつかれた人"を描いています。すれ違う二人の想いや作品に込められた深遠なテーマは、とりつかれたようにこの作品を繰り返し観ないと理解できないように思います。難解と言われている映画「2001年宇宙の旅」や、「マルホランド・ドライブ」なども、何度も観るうちに突然答えが浮かんでくる作品です。この作品もそんな雰囲気の作品です。一度であきらめずに繰り返しているうちにパッと全てが見えてくると思います。
おまけ
意見の相違で主演を辞退したブラッド・ピットですが、ダーレン・アロノフスキー監督の新作で、今度は降板したマット・デイモンに代わって出演することになりました。どうやら喧嘩して絶縁状態ではなかったみたいですね。(笑)
ブラッド・ピット、ボクシング映画へ出演
関連情報:
映画「ファウンテン 永遠につづく愛」 公式サイト
ダーレン・アロノフスキー監督インタビュー
シネマトゥデイ 映画「ファウンテン 永遠につづく愛」関連ニュースいろいろ

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病に冒され余命僅かの妻イジーを救うため、医師のトミーは一心不乱に新薬開発の研究に邁進する。しかし皮肉なことに、彼は研究に没頭するあまり、残された時間を少しでも多く一緒に過ごしていたいと願うイジーの心が見えなくなっていた。そんなトミーに、イジーは自作の物語を手渡す。それは、中世スペインの高潔な騎士トマスが、美しい女王イザベルの命を受けて永遠の命を約束するという“ファウンテン(生命の泉)”を探す旅に出かけていくというもの。そしてトミーは、この未完の物語の完成をイジーから託されるのだが…。
ファウンテン 永遠につづく愛 - goo 映画
上映時間 97分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(FOX)
初公開年月 2007/07/14
ジャンル ファンタジー/ロマンス/SF
監督 ダーレン・アロノフスキー
製作 エリック・ワトソン アーノン・ミルチャン イアイン・スミス
製作総指揮 ニック・ウェクスラー
原案 ダーレン・アロノフスキー アリ・ハンデル
脚本 ダーレン・アロノフスキー
撮影 マシュー・リバティーク
美術 ジェームズ・チンランド
衣装 レネー・エイプリル
編集 ジェイ・ラビノウィッツ
音楽 クリント・マンセル
出演
ヒュー・ジャックマン レイチェル・ワイズ エレン・バースティン マーク・マーゴリス
スティーヴン・マクハティ フェルナンド・エルナンデス クリフ・カーティス ショーン・パトリック・トーマス
ドナ・マーフィ イーサン・サプリー リチャード・マクミラン ローン・ブラス 他
![]() | ファウンテン 永遠につづく愛 (2008/06/06) ヒュー・ジャックマンレイチェル・ワイズ 商品詳細を見る |
ヒュー・ジャックマン、レイチェル・ワイズ共演のファンタジー・ラブストーリー。でも、これだけだったら間違いなく観ていません。理由は、監督が「Π」、「レクイエム・フォー・ドリーム」のダーレン・アロノフスキーだったから。初見の感想は…"全くわかりませ〜ん"(笑)。オフィシャル・サイト内のある言葉と、何度も観るうちに過去の2作よりずっと深遠な作品に思えるようになりました。
まずは、製作までの紆余曲折を簡単に。
当初、ブラッド・ピットとケイト・ブランシェットの共演でオーストラリアのゴールドコースト近郊に大掛かりなセットを組んで撮影の予定でした。ところが、ケイト・ブランシェットの妊娠などによる製作の遅れから資金面でバックアップしていた製作会社ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズが企画から降りてしまい製作が中止されそうになりましたが、ニュー・リージェンシーが資金提供し製作が再開されることになりました。
そんな中、意見の相違によりブラッド・ピットが突然降板することになり、メル・ギブソン、ラッセル・クロウ、ジョージ・クルーニーにも声がかかったようですが、ダーレン・アロノフスキー監督がヒュー・ジャックマンの出演していた舞台を観たことで出演が決まり、ヒュー・ジャックマンが共演者にレイチェル・ワイズを推薦したことで今回の共演が実現しました。
当時、ダーレン・アロノフスキー監督とレイチェル・ワイズは交際中で、ヒュー・ジャックマンはラブシーンではとても変な気分だったとコメントしています。結局、結婚へとつながったお二人ですが、お幸せのようです。

そんな、紆余曲折をへて撮影されたこの作品、非常に難解でした。ヒュー・ジャックマンは一人三役(16世紀:スペインの騎士、21世紀:死は病気の一つと信じ続ける研究者、26世紀:宇宙飛行士(?)を演じ(髪型もそれぞれの役にあわせ、長髪ひげ面、普通、つるっぱげ)、レイチェル・ワイズは一人二役(16世紀:スペイン女王、21世紀:不治の病に侵された女性)を演じ、それぞれの物語が複雑に交錯しているように見えます。

この作品のコピーと公式サイト内のイントロダクションにある言葉がこれ。
何度生まれ変わっても、僕は君を失う運命なのか。
何度生まれ変われば、僕は君を救うことができるのだろう。何度愛し合えば、僕は、君と一緒に生きられるのだろう。
確かに三つの時代にまたがる一大叙事詩ように見える作品ですが、このコピー通りに観てしまうと永遠に理解できない作品になってしまいます。この作品を難解にしている部分がこれです。
そこで、ダーレン・アロノフスキー監督の次の言葉を読んで、何度か観るうちにこの作品のヒュー・ジャックマンがそうだったように、突然この作品が理解できる様になります。(おそらく・・・)
「この映画は、伝統的な意味での時空を超えた物語ではない。むしろ、1人の人間の3つの側面を体現する各キャラクターを異なる時代に描いて、3つの物語を結合させている」
ラブストーリーとしての要素も多いのですが、死に立ち向かうのではなく、死は不可避で受け入れるしかないものという、わかっているようで実際は誰もが恐れることを描いた作品です。創世記のアダムとイヴの物語(「知恵の木」と「生命の木」の物語)に大きなアイデアを得ている作品なので、宗教的な物語のようにも思えますが、いくつかの文化の死生観を取り入れた哲学的な物語です。

これまでの作品ではいずれも"何かにとりつかれた人"を描いてきたダーレン・アロノフスキー監督ですが、今回は"永遠の命にとりつかれた人"を描いています。すれ違う二人の想いや作品に込められた深遠なテーマは、とりつかれたようにこの作品を繰り返し観ないと理解できないように思います。難解と言われている映画「2001年宇宙の旅」や、「マルホランド・ドライブ」なども、何度も観るうちに突然答えが浮かんでくる作品です。この作品もそんな雰囲気の作品です。一度であきらめずに繰り返しているうちにパッと全てが見えてくると思います。
おまけ
意見の相違で主演を辞退したブラッド・ピットですが、ダーレン・アロノフスキー監督の新作で、今度は降板したマット・デイモンに代わって出演することになりました。どうやら喧嘩して絶縁状態ではなかったみたいですね。(笑)
ブラッド・ピット、ボクシング映画へ出演
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今回は、映画「パンチドランク・ラブ」
バリー・イーガン(アダム・サンドラー)は、トイレの詰まりを取るための吸盤棒をホテル向けに販売している。普段は真面目だが、かんしゃく持ちである彼は、姉のパーティーでからかわれただけでリビングの窓ガラスを次々と割ってしまう困り者。しかし姉の同僚であるバツイチの女性リナ(エミリー・ワトソン) は、イーガン家のファミリー写真を見てバリーに一目惚れし・・・
パンチドランク・ラブ(2002) - goo 映画
上映時間 95分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(東宝東和)
初公開年月 2003/07/26
ジャンル ロマンス/コメディ
監督 ポール・トーマス・アンダーソン
製作 ジョアン・セラー ポール・トーマス・アンダーソン ダニエル・ルピ
脚本 ポール・トーマス・アンダーソン
撮影 ロバート・エルスウィット
美術 ウィリアム・アーノルド
衣装 マーク・ブリッジス
編集 レスリー・ジョーンズ
音楽 ジョン・ブライオン
出演
アダム・サンドラー エミリー・ワトソン ルイス・ガスマン フィリップ・シーモア・ホフマン
メアリー・リン・ライスカブ 他
声の出演
ジェイソン・アンドリュース ドン・マクマナス
7人の姉に抑圧されて育った主人公、かなりイタい性格にゆがんで大人になってしまいました。そんな主人公の恋の物語です。前作までとはうって変わって、コメディタッチのちょっと不思議なラブストーリーですが、時折現れる青いフレアや、光と影をうまく使ったカットなど、それまでの画とも異なっています。DVDのジャケットにも使われている素敵なカットですが、ハネムーンでもよく使われるハワイのロイヤル・ハワイアンでのワイキキビーチをバックにしたカットです。

同様のカットは、作品の最後にも使われています。
これまでの、どこか暗さのある作風からポップな作風への大きな変化は驚きでもあり、新鮮な感覚を覚えます。愛は盲目といいますが、主人公の行動もまさにそんな感じ。愛の力は偉大なりという感じの作品です。
撮影の裏話など、面白いインタビューです。
ポール・トーマス・アンダーソン監督インタビュー Part.1
ポール・トーマス・アンダーソン監督インタビュー Part.2
以上、ポール・トーマス・アンダーソンの特集でした。

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バリー・イーガン(アダム・サンドラー)は、トイレの詰まりを取るための吸盤棒をホテル向けに販売している。普段は真面目だが、かんしゃく持ちである彼は、姉のパーティーでからかわれただけでリビングの窓ガラスを次々と割ってしまう困り者。しかし姉の同僚であるバツイチの女性リナ(エミリー・ワトソン) は、イーガン家のファミリー写真を見てバリーに一目惚れし・・・
パンチドランク・ラブ(2002) - goo 映画
上映時間 95分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(東宝東和)
初公開年月 2003/07/26
ジャンル ロマンス/コメディ
監督 ポール・トーマス・アンダーソン
製作 ジョアン・セラー ポール・トーマス・アンダーソン ダニエル・ルピ
脚本 ポール・トーマス・アンダーソン
撮影 ロバート・エルスウィット
美術 ウィリアム・アーノルド
衣装 マーク・ブリッジス
編集 レスリー・ジョーンズ
音楽 ジョン・ブライオン
出演
アダム・サンドラー エミリー・ワトソン ルイス・ガスマン フィリップ・シーモア・ホフマン
メアリー・リン・ライスカブ 他
声の出演
ジェイソン・アンドリュース ドン・マクマナス
![]() | パンチドランク・ラブ DTSエディション (2005/07/06) アダム・サンドラー、エミリー・ワトソン 他 商品詳細を見る |
7人の姉に抑圧されて育った主人公、かなりイタい性格にゆがんで大人になってしまいました。そんな主人公の恋の物語です。前作までとはうって変わって、コメディタッチのちょっと不思議なラブストーリーですが、時折現れる青いフレアや、光と影をうまく使ったカットなど、それまでの画とも異なっています。DVDのジャケットにも使われている素敵なカットですが、ハネムーンでもよく使われるハワイのロイヤル・ハワイアンでのワイキキビーチをバックにしたカットです。

同様のカットは、作品の最後にも使われています。
これまでの、どこか暗さのある作風からポップな作風への大きな変化は驚きでもあり、新鮮な感覚を覚えます。愛は盲目といいますが、主人公の行動もまさにそんな感じ。愛の力は偉大なりという感じの作品です。
撮影の裏話など、面白いインタビューです。
ポール・トーマス・アンダーソン監督インタビュー Part.1
ポール・トーマス・アンダーソン監督インタビュー Part.2
以上、ポール・トーマス・アンダーソンの特集でした。
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関連タグ : ポール・トーマス・アンダーソン,
今回は、映画「ダーティ・ダンシング」
1963年の夏。17歳の私(ジェニファー・グレイ)はまだ“ベイビー"と呼ばれていた。その夏は父が久し振りに休暇をとって一家で知り合いの山荘へ避暑に出掛けた。山荘に着いたその晩、ベイビーは山荘の経営者の孫ニールにダンスを誘われた。そしてベイビーはホールでこれまでに見たこともないようなセクシーで激しいダンスをするカップルを見つけ、唖然とした・・・
ダーティ・ダンシング(1987) - goo 映画
上映時間 105分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ベストロン)
初公開年月 1987/11/
ジャンル 青春/ロマンス/音楽
監督 エミール・アルドリーノ
製作 リンダ・ゴットリーブ
脚本 エレノア・バーグスタイン
撮影 ジェフ・ジャー
作詞作曲 フランク・プリヴァイト
作曲 ドナルド・マーコウィッツ ジョン・デニコラ
音楽 ダニー・ゴールドバーグ マイケル・ロイド ジョン・モリス
出演
パトリック・スウェイジ ジェニファー・グレイ シンシア・ローズ ジェリー・オーバック ウェイン・ナイト
ニール・ジョーンズ 他
ちょっと、いつもと嗜好を変えてお届けします。ストーリーにはあまりリアリティを感じません。60年代のヒット曲と、ダンスシーンにはじける情熱、この作品の魅力はそれに尽きます。クライマックスの"ターン・オブ・マイ・ライフ"が流れる中繰り広げられるダンスシーンは不思議と感動さえしてしまいます。白いスニーカーで練習をはじめ、上達するにつれハイヒールになり、舞台衣装に変身していく姿、おまけにラブストーリーも絡めつつという展開はこの手の映画の常套手段ともいえます。が、この手の映画結構好きで、「グリース」や続編の「グリース2」、「サタデー・ナイト・フィーバー」に続編の「ステイン・アライブ」(監督は、ダンスとは無縁のシルヴェスター・スタローン)など、元気になりたいときに観たりします。
「ダーティ・ダンシング」で見事なダンスを披露したパトリック・スウェイジは、この作品でブレイクし「ゴースト ニューヨークの幻(1990)」の出演により、人気を不動のものにします。主演というよりは、主人公の女性を引き立てる主役級の名脇役といった印象が強いですが・・・
現在、すい臓ガンである事が判明し闘病中との事。一日も早く回復して、またスクリーンに登場してほしいものです。
ジェニファー・グレイ、ウーピーが闘病中のパトリック・スウェイジにエール
関連記事:
バレンタインデーに観たい映画ベスト10
以前紹介した記事です。Fandango.comの発表した"ロマンティックな映画ベスト10"に「ダーティ・ダンシング」が登場します。
今回登場したダンス映画
こんな老けた高校生いないよな・・・でも観ちゃうんですよね。
少しは高校生に近づいたかな?でも・・・。.ミシェル・ファイファーの歌がとっても好きです。
ダンス版「ロッキー」かな?ジョン・トラボルタ.最初のブレイク作品
ダンス版「ロッキー2+3」かな?スタローンが脚本、監督をしたのは、前作「サタデー・ナイト・フィーバー」に「ロッキー」と同じ雰囲気を感じたからのようです。確か、2人三脚でジョン・トラボルタの肉体改造にまで取り組んでいたんじゃなかったかな?「ダーティー・ダンシング」にも出演していましたがシンシア・ローズがいい感じです。ジョン・トラボルタはこの頃映画に出演こそしていましたが、どちらかというと低迷期。その後、映画「パルプ・フィクション」(1994)で2回目のブレイクをする事になり、その後はアクションやコメディなど大活躍する事になります。
以上、ダンス映画特集でした。

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1963年の夏。17歳の私(ジェニファー・グレイ)はまだ“ベイビー"と呼ばれていた。その夏は父が久し振りに休暇をとって一家で知り合いの山荘へ避暑に出掛けた。山荘に着いたその晩、ベイビーは山荘の経営者の孫ニールにダンスを誘われた。そしてベイビーはホールでこれまでに見たこともないようなセクシーで激しいダンスをするカップルを見つけ、唖然とした・・・
ダーティ・ダンシング(1987) - goo 映画
上映時間 105分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ベストロン)
初公開年月 1987/11/
ジャンル 青春/ロマンス/音楽
監督 エミール・アルドリーノ
製作 リンダ・ゴットリーブ
脚本 エレノア・バーグスタイン
撮影 ジェフ・ジャー
作詞作曲 フランク・プリヴァイト
作曲 ドナルド・マーコウィッツ ジョン・デニコラ
音楽 ダニー・ゴールドバーグ マイケル・ロイド ジョン・モリス
出演
パトリック・スウェイジ ジェニファー・グレイ シンシア・ローズ ジェリー・オーバック ウェイン・ナイト
ニール・ジョーンズ 他
![]() | ダーティ・ダンシング (2006/01/25) ジェニファー・グレイ、パトリック・スウェイジ 他 商品詳細を見る |
ちょっと、いつもと嗜好を変えてお届けします。ストーリーにはあまりリアリティを感じません。60年代のヒット曲と、ダンスシーンにはじける情熱、この作品の魅力はそれに尽きます。クライマックスの"ターン・オブ・マイ・ライフ"が流れる中繰り広げられるダンスシーンは不思議と感動さえしてしまいます。白いスニーカーで練習をはじめ、上達するにつれハイヒールになり、舞台衣装に変身していく姿、おまけにラブストーリーも絡めつつという展開はこの手の映画の常套手段ともいえます。が、この手の映画結構好きで、「グリース」や続編の「グリース2」、「サタデー・ナイト・フィーバー」に続編の「ステイン・アライブ」(監督は、ダンスとは無縁のシルヴェスター・スタローン)など、元気になりたいときに観たりします。
「ダーティ・ダンシング」で見事なダンスを披露したパトリック・スウェイジは、この作品でブレイクし「ゴースト ニューヨークの幻(1990)」の出演により、人気を不動のものにします。主演というよりは、主人公の女性を引き立てる主役級の名脇役といった印象が強いですが・・・
現在、すい臓ガンである事が判明し闘病中との事。一日も早く回復して、またスクリーンに登場してほしいものです。
ジェニファー・グレイ、ウーピーが闘病中のパトリック・スウェイジにエール

関連記事:
バレンタインデーに観たい映画ベスト10

以前紹介した記事です。Fandango.comの発表した"ロマンティックな映画ベスト10"に「ダーティ・ダンシング」が登場します。
今回登場したダンス映画
![]() | グリース スペシャル・エディション (2006/09/08) ジョン・トラヴォルタ、オリヴィア・ニュートン=ジョン 他 商品詳細を見る |
![]() | グリース2 (2008/02/20) マックス・コールフィールド.ミシェル・ファイファー.エイドリアン・ズメッド 商品詳細を見る |
![]() | サタデー・ナイト・フィーバー 製作30周年記念 デジタル・リマスター版 スペシャル・コレクターズ・エディション (2007/09/21) ジョン・トラボルタ.カレン・ゴーニイ.バリー・ミラー 商品詳細を見る |
![]() | ステイン・アライブ (2007/08/24) ジョン・トラボルタ、シンシア・ローズ 他 商品詳細を見る |
以上、ダンス映画特集でした。
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関連タグ : エミール・アルドリーノ,
今回は、映画「マンハッタン」
ニューヨーク、マンハッタン、ここ“エレーンのレスドラン"では、いつものようにアイザック・デイビス(ウッディ・アレン)が、親友のエール(マイケル・マーフィ)と会話に花を咲かせていた。エールは妻のエミリー(アン・バーン)を、アイザックはトレーシー(マリエル・ヘミングウェイ)という17歳の女子学生を同伴していた。何とこのトレーシーこそ、42歳のアイザックの同棲中の恋人だ。
マンハッタン(1979)(1979) - goo 映画
上映時間 96分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(UA)
初公開年月 1980/02/
ジャンル ドラマ
監督 ウディ・アレン
製作 チャールズ・H・ジョフィ ジャック・ロリンズ
製作総指揮 ロバート・グリーンハット
脚本 ウディ・アレン マーシャル・ブリックマン
撮影 ゴードン・ウィリス
音楽 ジョージ・ガーシュウィン
出演
ウディ・アレン ダイアン・キートン マリエル・ヘミングウェイ メリル・ストリープ アン・バーン
マイケル・マーフィ カレン・アレン ティサ・ファロー 他
ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」とウディ・アレンのナレーションから物語はスタートする。冒頭のナレーションの中に、コンプレックスを持つ主人公の理想の姿を感じるが、物語が進むにつれ、実際の主人公は理想とは程遠い姿を観る事になる。コンプレックスを隠そうとするかのような早口、知識の披露など、観ていて痛々しく感じるほどである。しかし、そんな姿が逆に不思議な共感となり、つい応援したくなる。女性から、"ほんと、男って・・・"という声が聞こえてきそうなくらい、駄目な男をウディ・アレンが演じている。でも、分かるんですよね。"ほんと、男って・・・"という部分を多くの男性は持っているのでは?ウディ・アレンの鋭い人間観察によるのだろうが、登場人物全ての描写に妙なリアリティがあり、映像や音楽も含め、全てが調和した作品のように感じる。
「ゴッド・ファーザー」の撮影監督も務めたゴードン・ウィリスによる、あまりにも美しいニューヨークのモノクロ映像と、ジョージ・ガーシュウィンの音楽が作品の大きな魅力。DVDのジャケットにも使われている有名なシーン(イースト・リバーのほとりで59ストリート・ブリッジを眺めながら、ウディ・アレンとダイアン・キートンが佇む場面)をはじめ、どのシーンも当時のニューヨークの魅力に溢れている。それほどロマンティックではない物語を、映像と音楽のマジックで素敵なラブストーリーに変えた功績は大きい。
なぜかウディ・アレンはこの作品が嫌いなようで、"ボツにしてくれたらもう一本ただで作ってもいい"と映画会社に言ったそうである。こんなに素敵な作品なのにどうしてでしょうね・・・

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ニューヨーク、マンハッタン、ここ“エレーンのレスドラン"では、いつものようにアイザック・デイビス(ウッディ・アレン)が、親友のエール(マイケル・マーフィ)と会話に花を咲かせていた。エールは妻のエミリー(アン・バーン)を、アイザックはトレーシー(マリエル・ヘミングウェイ)という17歳の女子学生を同伴していた。何とこのトレーシーこそ、42歳のアイザックの同棲中の恋人だ。
マンハッタン(1979)(1979) - goo 映画
上映時間 96分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(UA)
初公開年月 1980/02/
ジャンル ドラマ
監督 ウディ・アレン
製作 チャールズ・H・ジョフィ ジャック・ロリンズ
製作総指揮 ロバート・グリーンハット
脚本 ウディ・アレン マーシャル・ブリックマン
撮影 ゴードン・ウィリス
音楽 ジョージ・ガーシュウィン
出演
ウディ・アレン ダイアン・キートン マリエル・ヘミングウェイ メリル・ストリープ アン・バーン
マイケル・マーフィ カレン・アレン ティサ・ファロー 他
![]() | マンハッタン (2005/04/28) ウディ・アレン、ダイアン・キートン 他 商品詳細を見る |
ガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」とウディ・アレンのナレーションから物語はスタートする。冒頭のナレーションの中に、コンプレックスを持つ主人公の理想の姿を感じるが、物語が進むにつれ、実際の主人公は理想とは程遠い姿を観る事になる。コンプレックスを隠そうとするかのような早口、知識の披露など、観ていて痛々しく感じるほどである。しかし、そんな姿が逆に不思議な共感となり、つい応援したくなる。女性から、"ほんと、男って・・・"という声が聞こえてきそうなくらい、駄目な男をウディ・アレンが演じている。でも、分かるんですよね。"ほんと、男って・・・"という部分を多くの男性は持っているのでは?ウディ・アレンの鋭い人間観察によるのだろうが、登場人物全ての描写に妙なリアリティがあり、映像や音楽も含め、全てが調和した作品のように感じる。
「ゴッド・ファーザー」の撮影監督も務めたゴードン・ウィリスによる、あまりにも美しいニューヨークのモノクロ映像と、ジョージ・ガーシュウィンの音楽が作品の大きな魅力。DVDのジャケットにも使われている有名なシーン(イースト・リバーのほとりで59ストリート・ブリッジを眺めながら、ウディ・アレンとダイアン・キートンが佇む場面)をはじめ、どのシーンも当時のニューヨークの魅力に溢れている。それほどロマンティックではない物語を、映像と音楽のマジックで素敵なラブストーリーに変えた功績は大きい。
なぜかウディ・アレンはこの作品が嫌いなようで、"ボツにしてくれたらもう一本ただで作ってもいい"と映画会社に言ったそうである。こんなに素敵な作品なのにどうしてでしょうね・・・
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関連タグ : ウディ・アレン,
「トランシルヴァニア」
上映時間 102分
製作国 フランス
公開情報 劇場公開(日本スカイウェイ)
初公開年月 2007/08/11
監督 トニー・ガトリフ
脚本 トニー・ガトリフ
撮影 セリーヌ・ボゾン
美術 ブリジット・ブラサール
衣装 ローズ=マリー・メルカ
編集 モニック・ダルトンヌ
音楽 トニー・ガトリフ デルフィーヌ・マントゥレ
出演
アーシア・アルジェント アミラ・カサール ビロル・ユーネル アレクサンドラ・ボージャールマルコ・カストルディ ベアタ・パーリャ
姿を消したロマの恋人ミランを探しに、ジンガリナは友人のマリーとミランの故郷、ルーマニアのトランシルヴァニアへやってくる。言葉も通じない地で、ジンガリナはようやくミランを探し出すが、彼はもう彼女を愛していなかった。すでにミランの子を身ごもっていたジンガリナは深い絶望に落ち、マリーと別れて異国をさまよう。そんな彼女を拾ったのは、旅を続けながら商売をしている風変わりな中年男、チャンガロだった。
トランシルヴァニア - goo 映画

トランシルヴァニア
以前紹介したトニー・ガトリフ監督の最新作「トランシルヴァニア」。トランシルヴァニアというと、ドラキュラで有名な土地ですが、吸血鬼物ではありません。トランシルヴァニアは「森の彼方の国」という意味があり、冬の荒涼とした地の果てといった印象の映像が多い作品です。
以前紹介した「ガスパール/君と過ごした季節(とき)」が、マイカーでの、のんびりしたドライブなら、この作品は、レーシングカーのレース。遊びのない、圧倒的な迫力があります。登場人物、音楽、踊り、どれをとっても情熱の塊のような作品。ストーリーや、カットががどう、というよりも、映像と音楽のエネルギーだけでノックアウトされるような作品です。もし、劇場で鑑賞していたら、かなり強烈だっただろうと思います。
トニー・ガトリフ監督は、一貫して流浪の民ロマ(ジプシーの人々)を題材に作品を発表していますが、この作品も、ロマの文化が色濃く描かれています。私にとっては、知っているようでよく知らなかった世界だったので、驚きと、発見にあふれた作品でした。ロマの人々はたくさんの文学、映画に登場します。(「耳に残るは君の歌声」で、ジョニー・デップがロマの人を演じてましたね)
"ただ設定だけ"の場合も多く、ロマの人々の生活、文化という点でかなり深く描かれているのはやはり、ガトリフ監督の作品かな?という印象を受けます。
参考:ロマ-Wikipedia(作品鑑賞の際、役に立つと思います)
一応、恋愛映画のジャンルになるのかな?と思いますが、それに収まらない不思議で、パワフルな作品です。


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☆ ネ ッ ト で D V D レ ン タ ル ! ☆ T S U T A Y A D I S C A S ☆

上映時間 102分
製作国 フランス
公開情報 劇場公開(日本スカイウェイ)
初公開年月 2007/08/11
監督 トニー・ガトリフ
脚本 トニー・ガトリフ
撮影 セリーヌ・ボゾン
美術 ブリジット・ブラサール
衣装 ローズ=マリー・メルカ
編集 モニック・ダルトンヌ
音楽 トニー・ガトリフ デルフィーヌ・マントゥレ
出演
アーシア・アルジェント アミラ・カサール ビロル・ユーネル アレクサンドラ・ボージャールマルコ・カストルディ ベアタ・パーリャ
姿を消したロマの恋人ミランを探しに、ジンガリナは友人のマリーとミランの故郷、ルーマニアのトランシルヴァニアへやってくる。言葉も通じない地で、ジンガリナはようやくミランを探し出すが、彼はもう彼女を愛していなかった。すでにミランの子を身ごもっていたジンガリナは深い絶望に落ち、マリーと別れて異国をさまよう。そんな彼女を拾ったのは、旅を続けながら商売をしている風変わりな中年男、チャンガロだった。
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トランシルヴァニア
以前紹介したトニー・ガトリフ監督の最新作「トランシルヴァニア」。トランシルヴァニアというと、ドラキュラで有名な土地ですが、吸血鬼物ではありません。トランシルヴァニアは「森の彼方の国」という意味があり、冬の荒涼とした地の果てといった印象の映像が多い作品です。
以前紹介した「ガスパール/君と過ごした季節(とき)」が、マイカーでの、のんびりしたドライブなら、この作品は、レーシングカーのレース。遊びのない、圧倒的な迫力があります。登場人物、音楽、踊り、どれをとっても情熱の塊のような作品。ストーリーや、カットががどう、というよりも、映像と音楽のエネルギーだけでノックアウトされるような作品です。もし、劇場で鑑賞していたら、かなり強烈だっただろうと思います。
トニー・ガトリフ監督は、一貫して流浪の民ロマ(ジプシーの人々)を題材に作品を発表していますが、この作品も、ロマの文化が色濃く描かれています。私にとっては、知っているようでよく知らなかった世界だったので、驚きと、発見にあふれた作品でした。ロマの人々はたくさんの文学、映画に登場します。(「耳に残るは君の歌声」で、ジョニー・デップがロマの人を演じてましたね)
"ただ設定だけ"の場合も多く、ロマの人々の生活、文化という点でかなり深く描かれているのはやはり、ガトリフ監督の作品かな?という印象を受けます。
参考:ロマ-Wikipedia(作品鑑賞の際、役に立つと思います)
一応、恋愛映画のジャンルになるのかな?と思いますが、それに収まらない不思議で、パワフルな作品です。
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