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外国映画 ドラマ

ここでは、「 外国映画 ドラマ」 に関する記事を紹介しています。
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掲示板はご自由にお使いください。お好きなテーマをあげていただいても結構です。
メンテナンスや記事の更新などのお知らせも、こちらでさせていただきます。
今回は、映画「再会の街で」

ニューヨークの歯科医アランは美しい妻と二人の娘に恵まれ、さらに仕事は順調、他人もうらやむ生活を送っていた。ある日アランは大学時代のルームメイト、チャーリーを街で見かける。彼は“9.11”で妻子を亡くして以来、消息がわからなくなっていたのだ。後日アランは再びチャーリーと遭遇するが、彼は昔のことを覚えていない様子。だが、自宅アパートに招待してくれた。そこは何とも言えない不思議な空間で…。
再会の街で - goo 映画

上映時間    124分
製作国      アメリカ
公開情報    劇場公開(ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
初公開年月   2007/12/22
ジャンル     ドラマ
監督       マイク・バインダー
製作       ジャック・バインダー マイケル・ロテンバーグ
製作総指揮   ジャック・ジャラプト リンウッド・スピンクス
脚本       マイク・バインダー
撮影       ラス・オルソーブルック
美術       ピッポ・ウィンター
衣装       デボラ・L・スコット
編集       スティーヴ・エドワーズ ジェレミー・ラウシュ
音楽       ロルフ・ケント
音楽スーパーバイザー デイヴ・ジョーダン
出演
アダム・サンドラー ドン・チードル ジェイダ・ピンケット=スミス リヴ・タイラー サフロン・バロウズ
ドナルド・サザーランド マイク・バインダー 他

再会の街で再会の街で
(2008/06/25)
ドン・チードルアダム・サンドラー

商品詳細を見る

DVD借りるのを忘れていた作品です。夢眠の映画館(Author:夢眠さん)の紹介記事を見て思い出しました。

アダム・サンドラーとドン・チードルが共演する、911テロを絡めた少々シリアスな物語…
ドン・チードルは「ホテル・ルワンダ」や、「クラッシュ」でシリアスな作品を…と聞いてもイメージできましたが、アダム・サンドラーは、「パンチドランク・ラブ」くらいしか観たことがなく、どちらかというと、"ラブコメにいろいろと出演している俳優さん"というイメージでした。

reign1.jpg

ところがところが・・・ シリアスながらもコミカルに、心に闇を持つ主人公を演じています。今回は、911テロで家族全員と愛犬を一瞬に失い、心を閉ざしてしまった元歯科医を演じています。「パンチドランク・ラブ」でも、少々神経症気味の役を演じていましたが、この作品での演技の話を聞き、マイク・バインダー監督は出演依頼をしたそうです。髪型も今までのイメージと一変し、監督曰く、"一時期のボブ・ディラン"のような風貌です。

reign2.jpg

物語は非常にシンプルなので割愛しますが、作品のテーマは「友情による癒し、コミュニケーションの必要性」になるのですが、一見順調そうに見えるドン・チードル扮するアランも、コミュニケーションに関しては問題を抱えていて、見るからに問題を抱えているアダム・サンドラー扮するチャーリーとの交流で癒され、自己を見つめなおすことになります。製作に際しては、911テロの遺族に会い、リサーチを重ね、完成後は遺族の方への試写会まで開催したそうです。

映画という限られた時間の中で回復に時間のかかるこの問題を描くには、無理も生じます。もしこの作品が、安易なハッピーエンドだったら、記事を書くこともなかったと思いますが、希望は残しつつ、先は分からない・・・という結末に安堵しました。

"思い出したくないこと=忘れたことにする"というのは、経験した事のある方もいらっしゃるかもしれません。出来ればなかったことにしたいのですが、思いが強ければ強いほど忘れられないものです。そのことを思い出したくない、話したくない、"話すことが治療になる"と言われても出来ない、話したくない、だからこそ苦しみます。そんな心の動きを、義理の父母との交流、主人公の住む自宅の様子、心を惹かれる女性が茶色い髪のロングヘアーの女性etc… 様々な形で描いています。

reign3.jpg reign4.jpg

もともとスタンダップ・コメディアンだったマイク・バインダー監督、その経歴を物語るようなシリアスでありながら笑いもあるあたたかい作品です。美しいニューヨークの景色と、70年代の音楽も楽しめる作品です。
(ちなみに、マイク・バインダー監督は会計士役で出演しています)


映画「再会の街で」公式サイト
ふたりの男の魂の交流を描いたマイク・バインダー監督を直撃!
マイク・バインダー監督 来日会見



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関連タグ : マイク・バインダー,

今回は、映画「翼のない天使(1998)」

ジョシュア(ジョセフ・クロス)は、カトリックの男子校に通う小学5年生。大好きでいつも一緒だったおじいちゃん(ロバート・ロッジア)が死んで数ヶ月たったが、天国にたどりついたかが心配でたまらない。お父さん(デニス・リアリー)、お母さん(ダナ・デラニー)や先生に聞いても、ちゃんと教えてくれない。おじいちゃんが天国で無事かどうか。その答えを見つけるため、ジョシュアはたった一人で神様を探すことを決意する。
翼のない天使 <未> (1998) allcinema online

上映時間    87分
製作国      アメリカ
公開情報     劇場未公開
ジャンル     ドラマ/ファミリー
監督       M・ナイト・シャマラン
製作       ケイリー・ウッズ キャシー・コンラッド
製作総指揮   ボブ・ワインスタイン ハーヴェイ・ワインスタイン ランディ・オストロウ メリル・ポスター
脚本       M・ナイト・シャマラン
撮影       アダム・ホレンダー
音楽       エドマンド・チョイ
出演
ジョセフ・クロス ロージー・オドネル デニス・リアリー ティモシー・レイフシュナイダー ダナ・デラニー
ロバート・ロジア カムリン・マンハイム ギル・ロビンス ジュリア・スタイルズ ダン・ローリア 他

翼のない天使翼のない天使
(2005/11/25)
ジョセフ・クロス

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今月の特集、まずはM・ナイト・シャマラン監督から。

長編デビュー作は、「Praying with Anger」(1992 未公開)は、アメリカで暮らす主人公両親の故郷インドを訪れ、自分のルーツに目覚めるという物語でした。シャマランは、インドの医師の家系に生まれ、幼少の頃にアメリカ・フィラデルフィアへ移住し、子供の頃、両親から8ミリカメラをプレゼントされたのが映画を撮り始るきっかけだったということからも、かなり自伝的内容の作品だといえるでしょう。(自ら主演も兼ねています)

さて、「翼のない天使」は、続く2作目になりますが、物語は大好きだった祖父の死から始まります。死んだ祖父は聖書の通り、天国にいるのだろうか?心配になり、周囲に尋ねますが、だれも明確には答えてくれません。カトリック学校での生活を通し、両親や友人との交流の中で答えを模索する物語ですが、この作品も自己確立、家族や友人との関係、宗教といったシャマラン監督のごく個人的テーマを描いた作品と言えます。

1作目、2作目とも、日本では未公開の作品ですが、3作目の「シックス・センス」で一躍脚光を浴びることになります。衝撃の結末に注目が集まり、以降その部分に注目が集まりがちですが、「レディ・イン・ザ・ウォーター」以前の作品までは、実は個人的テーマを描き続けていることに変わりはありません。

すべての作品は誰かの死から始まります。過去に救えなかった患者、一緒に列車に乗り合わせた多くの乗客、妻の突然の事故死、村人の争葬儀のシーンと、全てが死から始まる作品です。

描いているテーマも宗教、自己確立、家族や身の回りの人々との関わりといった個人的テーマを描き続けていることに変わりはありません。「シックス・センス」の成功で、シャマラン監督は気づきました。

"個人的テーマを描きながら、観客を惹きつけるにはどうすればいいか?"

周囲の関心も、次はどんな結末なのか?に注目が集まるようになります。映画監督が自ら描きたいテーマを作り続ける手法に気づいた時、インタビューなどでも"どんな作品を作ればいいか分かった"といった発言が出るのもこうした点にあるのでしょう。

「シックス・センス」が、単に衝撃の結末だけの作品ならば、オチが分かっているのになぜ何度も観ることができるのか?それは次回・・・ 

ちなみに、この作品の原題は、「Wide Awake」。
邦題の「翼のない天使」… オチをタイトルにしたらあかんやん!!

M・ナイト・シャマラン監督最新作 映画「ハプニング」公式サイト

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今回は、映画「告発のとき」

2004年、ハンクの元に息子のマイクが軍から姿を消したと連絡が入る。イラクから戻ったマイクが基地へ戻らないというのだ。ハンクも引退した元軍人だった。息子の行動に疑問を持ったハンクは基地のある町へと向かう。帰国している同じ隊の仲間たちに聞いても、皆マイクの行方を知らなかった。やがてマイクの焼死体が発見されたという連絡が入る。ハンクは地元警察の女刑事エミリーの協力を得て、事件の真相を探ろうとするが…。
告発のとき - goo 映画

上映時間    121分
製作国      アメリカ
公開情報    劇場公開(ムービーアイ)
初公開年月   2008/06/28
ジャンル     ドラマ/ミステリー
監督       ポール・ハギス
製作       ポール・ハギス パトリック・ワックスバーガー スティーヴ・サミュエルズ
          ダーレーン・カーマニョ・ロケット ローレンス・ベクシー
製作総指揮   スタン・ヴロドコウスキー デヴィッド・ギャレット エリック・フェイグ ジェームズ・ホルト
          エミリオ・ディエス・バロッソ
原案       マーク・ボール ポール・ハギス
脚本       ポール・ハギス
撮影       ロジャー・ディーキンス
美術       ローレンス・ベネット
衣装       リサ・ジェンセン
編集       ジョー・フランシス
音楽       マーク・アイシャム
出演
トミー・リー・ジョーンズ シャーリーズ・セロン スーザン・サランドン ジョナサン・タッカー
ジェームズ・フランコ フランシス・フィッシャー ジョシュ・ブローリン ジェイソン・パトリック
ジェイク・マクラフリン メカッド・ブルックス ヴィクター・ウルフ 他

ELAH1.jpg

ポール・ハギス監督が脚本として参加した映画、「父親達の星条旗」。アメリカ人にとって大きな意味のある国旗。過去の歴史的な出来事で、アメリカ国旗はアメリカの象徴であるかのように映像として残っています。この作品も冒頭とラストシーンに国旗のイメージが登場しますが、そのシーンだけで現在のアメリカの現状を表している、そんな作品です。

アメリカ版「PLAYBOY」2004年5月号に掲載された、マーク・ボールズの「死と不名誉」というルポをもとに作られた作品ですが、ポール・ハギス監督はこの作品を次のように語っています。

「今回の映画は、単純な反戦映画ではない。でも戦争を賛美した映画でもない。究極的にはもちろん戦争反対の物語なんだけど、『硫黄島からの手紙』でもそうだったように、僕が一番語りたかったのは、このような状況に置かれた男と女が、どのような人間だったかということなんだ。そして、彼らに何が起こったのかを描きたかった」

ELAH3.jpg

イラクでの戦闘によるPTSD(心的外傷ストレス障害)を抱え、帰国後も心に闇をもつ人が増えているそうです。パンフレットよると、2006年までにイラクやアフガニスタンに従軍した兵士の10〜15%(13,000〜20,000人)がPTSDと診断されているそうです。自殺者は2006年だけで102人、自殺未遂に至っては2100件以上に上り、イラク戦争以降増え続けているそうです。

この作品も、そんな帰還兵達が起こした事件をめぐる物語ですが、想像を絶する戦場の恐怖が彼らの心を蝕み、帰国後もなかなか社会に適応しにくい状況が生んだ事件を描いています。事件は帰国直後という、ほとんど心は戦場にいた時のままのような状況で発生しますが、実際の事件でも、犯行を認めた事件関係者は、 「しょうがなかったんだ」 と言ったそうです。

この作品の中でも、同様の告白をするシーンが描かれていますが、全身を30箇所以上(映画では40箇所以上)刺して殺害したことを「しょうがない」こととは、通常は考えられないのですが、戦場の常識ではこれが常識になってしまうのでしょう。

ELAH2.jpg

引退した元軍人警官であった父親(トミー・リー・ジョーンズ)は、愛国心の強い人間として描かれていますが、息子に起こった出来事の真相が明らかになるにつれ、それまで信じてきた愛国心や、軍人としての誇り、軍人のモラルといったものがどんどん崩れていきます。愛国心の強いアメリカ国民の多くは、この作品の父親同様、現在のイラク戦争の状況を知るにつれこれまで信条としていたものを失い悩んでいるように思います。正義の国と信じていたアメリカはどうなってしまったのか?これからどうなっていくのか? この作品で描かれる最も大きな部分です。

アメリカ国旗を逆に掲揚することは、"国家の危機"を表すそうです。この作品で登場する"逆さまのアメリカ国旗"が、ポール・ハギス監督の最も伝えたかったメッセージのように思います。

そこで思いました。日本はどうなんだろう・・・ 国旗、逆さまにしても分からないのでは…


映画「告発のとき」公式サイト

みんな不透明な愛国心を持ってしまっていた”『告発のとき』トミー・リー・ジョーンズ インタビュー



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今回は、映画「プライベート・ライアン(1998)」

時は1944年。第2次世界大戦の真っ只中、米英連合軍はフランス・ノルマンディのオマハビーチでドイツ軍の未曾有の銃撃を受け、多くの歩兵が命を落としていった。戦禍を切り抜けたミラー大尉(トム・ハンクス)に、軍の最高首脳から「3人の兄を戦争で失った末っ子のジェームズ・ライアン2等兵を探し出し、故郷の母親の元へ帰国させよ」という命令が下った…
プライベート・ライアン(1998) - goo 映画

上映時間    170分
製作国      アメリカ
公開情報    劇場公開(UIP)
初公開年月   1998/09/
ジャンル     ドラマ/戦争
監督       スティーヴン・スピルバーグ
製作       スティーヴン・スピルバーグ イアン・ブライス マーク・ゴードン ゲイリー・レヴィンソン
脚本       ロバート・ロダット フランク・ダラボン(ノンクレジット)
撮影       ヤヌス・カミンスキー
特撮       ILM
音楽       ジョン・ウィリアムズ
出演
トム・ハンクス トム・サイズモア エドワード・バーンズ バリー・ペッパー アダム・ゴールドバーグ
ヴィン・ディーゼル ジョヴァンニ・リビシ ジェレミー・デイヴィス テッド・ダンソン デニス・ファリナ
ポール・ジアマッティ デイル・ダイ マット・デイモン ハリソン・ヤング シェーン・ジョンソン
リーランド・オーサー マクシミリアン・マーティーニ ネイサン・フィリオン ディラン・ブルーノ 他

プライベート・ライアンプライベート・ライアン
(2006/07/07)
トム・ハンクス

商品詳細を見る

スピルバーグ監督特集で、一つ紹介していなかった作品です。1998年アカデミー監督賞、撮影賞、音響賞、音響効果編集賞、編集賞をはじめ、その年の映画賞で多数授賞した作品です。この作品の最大の見所は、ナイランド兄弟の実際のエピソードを脚色したドラマ部分ではなく、いろいろと話題になる冒頭約20分に渡る、オマハビーチの戦闘シーンです。この作品の全てと言っても良いと思います。

この作品の画期的な点は、この戦闘シーンで、それまでの戦争映画にはない、戦闘シーンの壮絶な描写にあります。それまでの戦争映画では、司令部のようなものが登場したり、戦争という大きな視点で描かれるものが多かったのですが、この作品は、完全に"戦闘"の描写に特化したことで、人間の殺し合いの残酷さ、むなしさをよりリアルに描いています。

戦闘シーン以外のドラマ部分より、戦闘シーンを観るだけで、戦争の悲惨さは充分に伝わるはずです。被弾したり、爆弾で飛ばされても、それほど壮絶に観えない作品もありましたが、この作品では、手足がちぎれ、内臓が飛び出し、カメラのレンズに血飛沫が飛ぶほどの徹底したグロ描写で戦闘シーンを描いています。おそらく、冒頭20分こそ、スピルバーグが最も映像化したかった部分に違いありません。


オマハビーチの戦闘シーン

映画「シンドラーのリスト」での、強制収用所のドキュメンタリーを観るようなリアリティあふれる描写、この作品のオマハビーチの戦闘シーン、そして「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」の核爆発によるきのこ雲、これらは第2次大戦の中で、スピルバーグの心を最も捉えたシーンであったのだろうと想像できます。ちなみに、スピルバーグのこれほどまでの第2次大戦への関心は、スピルバーグが子供の頃、父親から聞かされた太平洋戦線に参加していた頃のエピソードによると言われています。

上映時間170分、製作費$70,000,000の大作でありながら、撮影期間はなんと60日間。もともと、スピルバーグ監督は撮影に関しては非常に早いそうですが、驚きのスピードです。

ここで、面白い映像をご覧ください。イギリスのテレビ番組「トップ・ギア」のタレント、リチャード・ハモンドという人が行った、3人でたった4日間でオマハビーチの戦いを再現できるかを撮影した映像です。結構いけてるかも? おもろいことを考えますね〜(笑)
参考:「プライベート・ライアン」を3人で4日で再現する!


リドリー・スコット監督の「ブラックホーク・ダウン」をはじめ、後に製作される戦争映画にも大きな影響を与えたシーンです。また、音響賞を受賞しただけあり、戦闘シーンの音の迫力、メリハリはかなりのものです。ヘッドフォンで聴くとよりリアルだと思いますのでお試しください。

ありゃ?完全に、ドラマ部分を省略してしまいましたね・・・(笑)

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今回は、映画「サラエボの花」

ボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都サラエボで、シングル・マザーのエスマは12歳の娘サラと2人で暮らしている。生活は厳しく、エスマは深夜までナイトクラブで働かねばならない。疲労が重なったエスマは、ときどき自分の感情をコントロールできなくなり、サラに対して辛くあたってしまう。一方、娘のサラは戦争で死んだという父親の死について疑問を持ち、エスマを問い詰める。エスマには娘には言えない隠された過去があったのだ。
サラエボの花 - goo 映画

上映時間    95分
製作国      ボスニア・ヘルツェゴヴィナ/オーストリア/ドイツ/クロアチア
公開情報    劇場公開(アルバトロス・フィルム=ツイン)
初公開年月   2007/12/01
ジャンル     ドラマ
監督       ヤスミラ・ジュバニッチ
製作       バーバラ・アルバート ダミル・イブラヒモヴィッチ ブルノ・ワグナー
脚本       ヤスミラ・ジュバニッチ
撮影       クリスティーン・A・メイヤー
出演
ミリャナ・カラノヴィッチ ルナ・ミヨヴィッチ レオン・ルチェフ ケナン・チャティチ 他

サラエボの花サラエボの花
(2008/06/06)
ミリャナ・カラノビッチ

商品詳細を見る

監督は、地元サラエボ出身で、これがデビューとなる弱冠32歳の女性監督、ヤスミラ・ジュバニッチ。2006年のベルリン国際映画祭では、グランプリの金熊賞、エキュメニカル賞、平和映画賞を受賞した作品です。

戦後最悪の紛争といわれるボスニア・ヘルツェゴヴィナの内戦ですが、紛争の犠牲となり心に傷を持つ母と、その娘の物語ですが、内戦でどんなことが行われたか知っていると、作品の前半に描かれる登場人物の微妙な表情や人間関係を観ると、その後の展開が分かってしまうかもしれません。想像通りの展開ではありましたが、かえって安心して観れるので親子の心の葛藤に集中できると思います。(ボスニア・ヘルツェゴヴィナに関しては公式サイトの解説をご覧ください)

ジュバニッチ監督が「これは愛についての映画である」と言っている通り、辛い状況にはありますが様々な愛情が描かれています。辛い過去や現実だけを描くのではなく、そんな中でも前向きに生きていく様子が温かく描かれている点に好感を持てる作品です。

映画「サラエボの花」公式サイト
ヤスミラ・ジュバニッチ監督来日インタビュー

6月20日は世界難民の日だそうです。それを記念して今年で3回目となる難民映画祭が6月20日から27日まで開催されます。東京の数会場での開催ですが、入場は無料のようです。詳しくは公式サイトをご覧ください。
第3回難民映画祭 公式サイト

開催中は、多くの作品が上映され、今回の「サラエボの花」、以前紹介した「パレスチナ1948 NAKBA(ナクバ)」なども上映されます。このブログでもクリック募金を通じて皆さんに協力いただいていますが、今後も支援の輪や関心が高まることを願っています。

7月5日(土)から、日本で起こった難民認定をめぐる、クルド難民一家を追ったドキュメンタリー映画「バックドロップ・クルディスタン」も全国順次公開されます。ドキュメンタリー作品とは思えないポップな公式サイトが印象的です。
映画「バックドロップ・クルディスタン」公式サイト

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